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大阪公立大、座布団カバー型の図形を使用し素粒子の質量生成パターンを解明

マイナビニュース / 2024年6月10日 19時29分

物質は、この小さく丸まった余剰次元空間に巻き付くことが可能。素粒子がヒッグス場の抵抗を受けると質量が生まれると上述したが、別の言い方をすると、素粒子がヒッグス場と結合すると質量が生成されると表される。今回の研究では、余剰次元を「二次元オービフォールド」という座布団カバーのような図形に設定して研究を行うことにしたという。座布団カバーの尖った四隅に存在するのが特異点だ。

その4つの特異点すべてに対し、物質がどのように巻き付き、質量が生成されるのかという可能性が解析された結果、左手型と右手型の素粒子が、別々の特異点に巻き付いている場合は、質量が生成されないことを明らかにしたとした。

今回の研究は、素粒子の謎を余剰次元空間の図形的意味で解き明かす目的で行い、基準を「質量が生まれるか、生まれないか」に限定したとする。研究チームでは今後、観測から判明している「桁違いな質量を再現できるか」という問いに答えたいとしている。
(波留久泉)



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