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『アンメット』次週予告公開 大迫、三瓶に「絶対に手を出すな」と釘刺され葛藤

マイナビニュース / 2024年6月10日 23時26分

ミヤビは三瓶に記憶障害の原因を聞いたことは伏せ、好きな食べ物や学生時代の放課後について、他愛のない会話を繰り広げる。しかし兄弟の話になると、三瓶は重度障害者の兄がすでに亡くなっていることを明かし、ぽつりぽつりと過去を語り始める。「僕はまだ光を見つけられていません」。後悔も含む三瓶の涙ながらの告白を聞き、ミヤビは「光は、自分の中にあったらいいんじゃないですかね。そしたら多分、明るく見えると思います」と伝える。それはかつて、記憶がなくなる前のミヤビが口にした言葉だった。大事な思い出がミヤビの中に残っていることを確信した三瓶。「三瓶先生は、私のことを灯してくれました」と言われると、ミヤビを抱きしめる。しかし、涙を流しながら三瓶を抱きしめ返していたミヤビが突然、「ごめんなさい。どなたですか?」と目を泳がせて……。

○■第10話あらすじ

一過性健忘の症状が現れ、突如、三瓶が誰だか分からなくなってしまったミヤビ。今回は軽い発作で済んだが、大迫は三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術するにはあまりにも危険だから絶対に手を出すなよ、と釘を刺す。数日後、絵描きの柏木周作(加藤雅也)が公園でてんかん発作を起こし、丘陵セントラル病院に運ばれてくる。最悪性の脳腫瘍を患う周作は、できる治療は全て受けてきた上で、もはや手の施しようがない状態。やがて周作は、徐々にこれまでの記憶も失い始め、妻・芳美(赤間麻里子)のことすら分からなくなっていく。その姿に、ミヤビは自分もこの先、何もかも忘れてしまうのだろうかと不安に駆られる。

一方、三瓶は大迫の元で見た、より精細な脳のMRI画像を思い出していた。ミヤビの記憶障害の原因は、決して人がメスを入れてはいけない領域“ノーマンズランド”にあり、無理に手術をすれば命に関わる状態。しかしこのまま放っておいて再発すれば、同じ結果を招く。ならば手術にかけるしかないのか。葛藤しながらも手術の練習に没頭する三瓶に、ミヤビはある決意を口にする。



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