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松下洸平、東宝ミュージカル初主演で『ケイン&アベル』「とても光栄」ライバル役に松下優也

マイナビニュース / 2024年6月11日 4時0分

画像提供:マイナビニュース

俳優の松下洸平が、ミュージカル『ケイン&アベル』の主演を務めることが11日、明らかになった。

同作はジェフリー・アーチャー氏のベストセラー小説のミュージカル化作で、東宝/キューブ製作により上演される。2025年2月をもって帝国劇場が建て替えのためしばしの休館期間に入るが、帝劇の精神を宿した東宝ミュージカルの最新作として製作。1970年に帝劇で生まれ、1972年にロンドンでのライセンス上演を成し遂げた、マーガレット・ミッチェルの小説『風と共に去りぬ』の世界初ミュージカル化作品『スカーレット』と同様に、東宝が名作小説の世界初のミュージカル化に挑み、世界初演として上演する。

20世紀初頭、ボストンの名家ケイン家に生まれ、祝福される人生を歩むウィリアム・ケイン、ポーランドでドイツ侵攻により孤児となり、何とかアメリカに辿り着いたヴワデク(後のアベル・ロスノフスキ)という宿命の2人が同じ日に生まれる。ケインは銀行頭取に、アベルはホテル王へとのし上がり、2人は出逢う。宿命的に出逢った2人は、戦い、失い、再起し、また衝突し、彼ら自身の世界を変えていく。ジェフリー・アーチャーの壮大で比類ない面白さのドラマが、今ミュージカルとなる。

音楽は、東宝ミュージカルとかけがえのない絆で結ばれ、2001年日本初演『ジキル&ハイド』から始まり、『ルドルフ~ザ・ラスト・キス~』、今夏にハロルド・ピンター劇場で英国カンパニーが12週間上演を行う最新作『四月は君の嘘』まで数多くのミュージカルを手掛けるフランク・ワイルドホーンが務める。

脚本・演出は、『ニュー・ブレイン』(09年)、『ザ・ミュージック・マン』(23年)の日本版演出が高く評価されるダニエル・ゴールドスタインが務める。すでにワイルドホーンのもとにクリエイティブスタッフが集まり、脚本や音楽の打合せは順調に進行しているという。さらに、歌詞:ネイサン・タイセン、編曲:ジェイソン・ハウランド(『リトル・ウィメン~若草物語~』(09年)、振付は、トニー賞2022-2023に2作品(『&Juliet』『KPOP』)でノミネートされたジェニファー・ウェーバーが手掛ける。

ウィリアム・ケイン役は、松下洸平が、東宝ミュージカル初主演として臨む。アベル・ロスノフスキ役は、松下優也が初共演で演じる。東宝ミュージカルの新たな第1歩に相応しい宿命のライバルを演じることとなる。さらに咲妃みゆ(フロレンティナ)、知念里奈(ザフィア)、愛加あゆ(ケイト・ブルックス)、上川一哉(ジョージ・ノヴァク)、植原卓也(マシュー・レスター)、竹内將人(リチャード・ケイン)、今拓哉(ヘンリー・オズボーン)、益岡徹(アラン・ロイド)ら豪華キャストが集結した。そして宿命のライバル同士にとって最大の衝突を生むきっかけとなるデイヴィス・リロイ役を、東宝ミュージカルを牽引してきた山口祐一郎が演じることが決定。2025年1・2月に東急シアターオーブ、2025年2・3月新歌舞伎座での上演を予定している。
○■松下洸平 コメント

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