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いつのまにかフラッシュライトが点灯する問題、どうにかならない? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

マイナビニュース / 2024年6月12日 11時15分

画像提供:マイナビニュース

背面カメラ付近にあるLEDを点灯させる「フラッシュライト」は、いわばiPhoneを懐中電灯に早変わりさせる機能。iPhone 4のとき初搭載されたLEDは、当初カメラ用フラッシュとしてのみ利用されていましたが、iOS 7のときコントロールセンターに懐中電灯ボタンが追加されてからというもの、iPhoneの基本的な機能として定着しました。

しかし、ひとつ困ったことが。フラッシュライトをすばやくON/OFFするため、ロック画面左下隅には懐中電池ボタンが配置されていますが、うっかり押してしまいがちなのです。タップではなく長押しが必要なものの、iPhoneを持ち上げるときにボタン部分をつまんでしまい、意図せずフラッシュライトがONになってしまうことは珍しくありません。

iOS 17の現在、ロック画面左下隅の懐中電池ボタンを非表示にする方法はありません。タップしてスリープ解除する機能を無効化しておく、フラッシュライトの明るさを低減しておくなど回避策はあるものの、ロック画面に懐中電池ボタンがあるかぎり、完全に誤点灯を防ぐことはできません。

そしてようやく、WWDC 2024で「いつのまにかフラッシュライトが点灯する問題」への解決策が示されました。今秋公開予定のiOS 18では、ロック画面下部のボタンをカスタマイズできるようになったのです。「計算機」や「メモ」など、当たり障りのないボタンを懐中電灯ボタンの代わりに配置するか、ボタンを取り除いてしまえば、誤ってフラッシュライトを点灯させてしまうことはなくなります。

なお、同じくロック画面下部にあるカメラボタンもカスタマイズが可能になります。カメラボタンを押さなくても、ロック画面右端のフリックでカメラアプリは起動できるので、ほかのアプリ/機能を呼び出せるようにするとよさそうですよ。

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら
(海上忍)

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