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高級クレジットカードの世界 第2回 年会費16万5,000円、『アメックス・ビジネスプラチナカード』リニューアル後の実力

マイナビニュース / 2024年6月13日 10時30分

ビジネス・プラチナ・カードの年会費は16万5,000円と、プラチナランクのクレジットカードの中でもかなり高額な部類に入ります。重量感・高級感のある金属製の本カードに加えて、プラスチックのセカンドカードも発行できます。

カードの特典としては、会食会場のセッティングやホテル予約の代行、レストランの予約、ホテルステータスマッチ、ショッピングプロテクションなど。プラチナカードらしい、華やかな特典が多数付帯しています。

また、2023年からはビジネスマッチングも開始しています。カード会員のビジネス機会拡充のためにマッチングプラットフォームを用意し、取引先の開拓が行える取り組みもはじまっています。

■ビジネス・プラチナ・カードの還元率とポイントの使い道

ビジネス・プラチナ・カードのポイント還元についても見ていきましょう。
ポイント還元率の実力は?

アメックスのポイントは基本的に100円につき1ポイントが貯まります。1ポイントの価値は、交換方法によって異なります。

ポイントはANAマイルや旅行代金の充当でポイント還元率が高く、おすすめの交換方法です。ただし、ANAマイルへの移行は年間40,000マイル(=40,000ポイント相当)が上限となる点は注意が必要です。そのほか海外の航空会社のマイルに交換すれば、お得に特典航空券に交換できる場合もあります。

利用代金への充当は1ポイント=0.5円となり、レートが悪くなります。とはいえ、0.5%の還元率は、ビジネスカードでは一般的な還元率とも言えます。
税金の支払いは手数料負けする可能性はある

国税・地方税ともに税金のクレジットカード払いが普及しつつありますが、例えば国税では決済金額に応じておよそ0.83%の決済手数料が発生します。

決済でポイントがもらえるとしても、還元率が手数料に負けてしまう可能性がありますので、ポイントの交換先には注意したいところです。
■使い方によって感じる価値が変わるカード

アメックス・ビジネス・プラチナは、特典をいかに活用するかで得られる価値が変わってきます。決済金額が少ない方や、ポイント還元、コスパを重視する方にはあまり向いているとは言えません。

一方で高額な決済が多い場合や、接待や海外出張が多いビジネススタイルだと、カードの特典を活用できるシーンが多いため利用価値が高まりそうです。そのほか、本記事で紹介できていない特典や補償も充実しているので、使えそうな特典があるかを見定めましょう。

アメックスは以前から、還元率といった金銭的な価値よりも、持っていることに対する憧れ(ステータス感)を大事にしてきた印象があります。近年ではブランド感を大事にしつつも、金銭的にもメリットを感じてもらえるようにカードの機能を進化させている様子がうかがえます。

金銭的メリットと所有感とのバランスが、保有するポイントになりそうです。

ご自身がカードを使うシーンや決済金額などを考慮して、自分に合う1枚なのかを判断してみてください。

※画像はプレスリリースより引用

池田星太 いけだせいた 株式会社Nobol代表。大人のクレジットカード<オトクレ>編集長、キャッシュレス・クレジットカード専門家。一般カードからゴールドカード、ブラックカードまで幅広く利用し、取材などを通じて、利用者に役立つ情報をメディア・雑誌で発信中。 この著者の記事一覧はこちら
(池田星太)



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