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25年度後期の朝ドラ『ばけばけ』制作決定 ヒロインと相手役のオーディション開催

マイナビニュース / 2024年6月12日 11時11分

画像提供:マイナビニュース

NHKは12日、2025年度後期の連続テレビ小説『ばけばけ』の制作が決定したと発表した。

第113作となる朝ドラは、松江の没落士族の娘・小泉セツがモデルの物語。外国人の夫・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語を届ける。

実在の人物である小泉セツ(1868―1932)をモデルとするが、大胆に再構成し、 登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。原作はない。

ヒロインは、小泉セツをモデルとする松野トキ。トキが生まれ育つ島根県から物語は始まり、その後、ヒロインの人生が進むにつれて、舞台地も熊本など各地に移り変わっていく。

脚本は、NHK『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』、テレビ東京『デザイナー渋井直人の休日』『きょうの猫村さん』などを手掛けてきたふじきみつ彦氏が担当する。

タイトル『ばけばけ』には、“化ける”という意味が込められている。同局は「このドラマは『化ける』物語です。急速に近代化が進む明治の日本は、人々の暮らしや価値観がどんどん『化けて』いきます。その中で取り残された人々の思いは、時に怪談という物語に形を変え語り継がれてきました。それと同じように、うらめしかったトキの世界も、いつしか、かけがえのないすばらしいものに『化けて』いくのです」と説明している。

また、ヒロイン・松野トキ役と、その相手役となる外国人英語教師の役を、いずれもオーディションを開催し決定する予定であることも発表された。
○■ふじきみつ彦 コメント

何も起きない物語を書いています。
人生、光もあれば影もあると言いますが、人生って光でも影でもないところがほとんどだなぁというのが僕の実感です。キラキラしているわけではないけど影というほど暗くもない、取り立てて人に話すほどでもない他愛もない時間。そんな光でも影でもない部分に光を当てる朝ドラを書いてみたい。今回のモデルである小泉セツさんのことを知ってそういう考えに至りました。セツさんは特別なことを成し遂げたりとてつもない夢を叶えたりした人ではありません。少し変わった、しかし何気ない日常を送った、言ってみれば普通の人かもしれません。だけど、だからこそ愛おしいのです。
「夢は○○だけん!(島根言葉)」なんて一度も叫ばない朝ドラですが、好きになってもらえたらうれしいです。

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