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コーヒーの「搾りかす」から生まれた美しいスマホが海外で登場

マイナビニュース / 2024年6月13日 17時48分

カメラ部分をよく見ると、右側をくぼませた特徴的なデザインになっています。本体を縦に持った時に、人差し指がここにかかるようになっているようです。DESIGND BY LOEWE.の表記もうまくデザインされています。スマートフォンのデザインは背面に円形カメラベゼルを搭載した「デジカメ風」のものが増えていますが、TECNOはこのモデルで左右非対称の形にすることで他製品との差別化をうまく実現しているのです。

フロントカメラは前述したように5,000万画素と高画質。ソニーの「Xperia」シリーズでおなじみの「瞳トラッキング」フォーカスを採用しており、どんな時でも顔写真がボケることはありません。最先端の肌色チューニングによる美顔エフェクトも提供しており「すべての人がカメラの前で本当の自分をさらけ出せる」と言います。

さらにAIポートレート撮影を行うと、楽しい自撮り写真を撮影してくれます。専用のAIポートレートモードで撮影すると、3秒おきに顔写真を4枚撮影、そこから顔の表情に合わせて4種類のポートレートをAIが自動生成してくれます。背景や洋服、髪型もAIが雰囲気に合うように生み出してくれるのです。「どんなポートレートを作ってくれるだろう」と、楽しみにしながら自分の顔写真を撮るのもいいですね。

TECNOのスマートフォンは日本やヨーロッパなどでは販売されておらず、このTECNO CAMON 30 Series LOEWE. Design Editionもフィリピンなどの新興国のみで販売される予定です。新興国向けスマートフォンは低機能、低品質という時代はすでに過去のものになり、主要国でも十分通用するモデルが次々と生まれています。今回のモデルのようにサステナブルを意識した製品を出してくるなど、TECNOの存在はいずれ主要国でも注目される存在になるでしょう。

富永彩乃+山根康宏 富永彩乃(とみなが あやの) ITジャーナリスト/自撮り端末研究家。日本や海外各国のIT事情、特に海外の最新スマートフォンやビデオコンテンツサービスに精通。海外展示会の取材も積極的にこなし、現地からライブ配信によるレポートや動画撮影・編集も自身で行っている。スマートフォン複数台を常に使いこなし、TVやメディアへの出演も多数。 山根康宏(やまねやすひろ) 香港在住の携帯電話研究家。海外(特に中国)のスマートフォンや通信事情に精通。IoT、スマートシティー、MaaS、インダストリアルデザインなど活動の幅は広い。最新機種のみならずジャンク品から百万円のラグジュアリーモデルまであらゆる携帯電話・スマートフォンを購入する収集家でもあり、その数はまもなく1800台に達する。 この著者の記事一覧はこちら
(富永彩乃+山根康宏)



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