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ロケットの軽量化に向けたマグネシウム合金の積層造形技術をJAXAなどが開発

マイナビニュース / 2024年6月14日 18時40分

さらに、従来手法ではマグネシウム合金の鋳造加工時にカバーガスとして用いられる、地球温暖化係数の高い温室効果ガスであるSF6を使わない加工方法のため、従来の加工方法と比べてエネルギー効率の向上や温室効果ガス排出量の削減が期待でき、カーボンニュートラルの実現にも貢献できるともしている。

なお、4者は今後、今回開発した手法を活用する形で、軽量化による燃費向上とロケットのコスト削減へつなげていきたいとしているほか、鉄やアルミニウムよりも軽量で高強度なマグネシウム合金を、より複雑で自由な形状に加工できるようになることから、宇宙輸送に限らず、軽量化が要求される自動車、航空機など各種輸送機器やロボット部材にも幅広く利用される可能性があるとしており、そうした各種産業分野への波及および実用化に向けた研究開発も進めていきたいとしている。加えて、三菱電機では2029年をめどにワイヤー・レーザーDED方式金属3Dプリンターとして製品化することを目指すとしている。
(上定真子)



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