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Microsoft、クラシック版OutlookにもCopilot機能導入

マイナビニュース / 2024年6月17日 8時5分

画像提供:マイナビニュース

Microsoftは6月12日(米国時間)、「Copilot is now available in classic Outlook for Windows」において、WindowsのクラシックバージョンのOutlookに生成AIエージェント「Copilot」を展開したと発表した。多くの企業ユーザーがクラシックバージョンのOutlookを依然として使用しているとし、Copilotのエクスペリエンスを向上させるため、クラシック版Outlook for WindowsにもCopilot機能を展開したと説明している。

○クラシック版Outlook for WindowsのCopilotの主な機能

クラシックOutlookで利用可能なCopilotの機能は次のとおり。
○要約機能

Copilotがスレッドをすばやく要約することで、数分でいくつかの箇条書きで何が起こったかを把握できる。また情報の入手先も示すため、必要に応じて詳細を確認できる。メッセージを開いた後に閲覧ウィンドウの右上にある「要約(Summarize)」ボタンを選択することで利用が可能。この機能は現在のチャネルと月次エンタープライズチャネルのビルド16.0.17028.10000で利用できる

○コーチング機能

重要なメールを別の視点から確認してもらうことで、適切なトーンと明瞭さでアイデアを伝え、感情が意図したものになっているかどうか確認できる提案を受けられる。メッセージの下書きをしたらリボンのCopilotアイコンを選択し、「Copilot によるコーチ(Coaching by Copilot)」をクリックすることで利用可能。この機能はビルド16.0.17231.20182で提供されている
○下書き支援機能

メールの下書きを作成するのにCopilotの支援を受けられる。「新しいメール」を選択するか、メッセージに返信してから、リボンの Copilot アイコンを選択して「Copilotを使った下書き(Draft with Copilot)」を選択することで利用できる。この機能は現在のチャネルと月次エンタープライズチャネルのビルド16.0.17425.20174で利用可能
○今後の展開

今後の展開として、2024年6月からCopilot for Microsoft 365チャットエクスペリエンスがクラシック版Outlook for Windowsに導入される。この機能によりメールの下書き、質問、複数のメール会話の要約、チャット、ドキュメント、会議、メールなどのエンタープライズデータ間の接続が容易になる。現在のチャネルでは2024年6月から、月次エンタープライズチャネルでは2024年8月から展開される予定。

なお、OutlookのCopilot機能を利用するにはCopilot for Microsoft 365ライセンスが必要。Microsoftはクラシック版Outlook for Windowsを重要なツールとして位置づけており、今後もさらなるCopilot機能を導入していく予定であることを伝えている。
(杉山貴章)

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