4人組声優アーティスト「シャーぴゅる」デビュー決定 楽曲は「“ジレンマ”がテーマ」

画像提供：マイナビニュース

フジテレビの動画配信サービスFODで配信中のアバター声優アーティスト育成プロジェクト番組『超越のゆにばーす シャーぴゅる ～イケボアバター育成計画～』最終回となる1時間特番が、25日(25:25～ ※関東ローカル)に放送。さらに、「シャーぴゅる」のデビューシングル「WORLD LINE」が、26日に配信開始することが決定した。

『超越のゆにばーす シャーぴゅる ～イケボアバター育成計画～』は、全世界で4億人以上が参加するバーチャルアバタープラットフォームの「ZEPETO」で、声優アーティストオーディションを開催し、グループでの声優アーティストデビューを目指す番組。参加者たちは、メタバース空間に作られたフジテレビの社屋やリハーサル室といったオーディション会場で、自分のアバターを作り、番組が用意する様々な課題に挑む。BTSや安室奈美恵にも楽曲を提供してきた、作詞・作曲家／音楽プロデューサーのピピP(CV：岡嶋かな多)が指導にあたってきた。

昨年10月から開催されたオーディションは、今年5月に終了し、221人の応募者の中から最終的に4人が選ばれデビューすることが決定した。そして、26日にデビューシングル「WORLD LINE」を配信開始する。

この「シャーぴゅる」デビューを記念してこのほど、記者会見を開催。堤礼実アナウンサー司会進行のもと、「シャーぴゅる」メンバーのwonderboy、aiki、kazane、masaと、ピピPが登壇し、緊張の面持ちで臨んだ。デビューを控えた心境を聞かれると「約半年のオーディション期間を終え、やっと声や歌をみなさんに届けられます。歌唱力審査、声優力審査、配信力審査と、“濃い”オーディション内容を乗り越え、デビューできることをうれしく思います」とメンバーから喜びの声が聞けた。

ピピPからは、デビューシングル「WORLD LINE」について、「“ジレンマ”がテーマです。アバターの声優オーディション番組ということで、前例がなくスタッフも手探りで進める中、デビュー直前でメンバーが1人脱退するなど、数多くの痛みを乗り越えてやっとデビューまでたどり着いた、それまでのドラマを曲にしてお届けします」とファーストシングルのテーマと背景が明かされた。

楽曲は、疾走感のあるパート、しっとりとしたパート、ラップパートなど、様々な声の魅力を伝えられるような1曲に仕上がっている。記者会見の模様は、FODで配信中。