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就活での「AI」利用の状況を解説、具体的なプロンプトも紹介

マイナビニュース / 2024年6月18日 6時42分

画像提供:マイナビニュース

2025年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象にマイナビが実施した調査で、就活生の生成AI利用の実態が判明しました。

全体の37.2%、おおよそ3人に1人が就職活動で利用したことがあると回答しています。利用用途としては、エントリーシートの推敲や作成が中心で、自己分析や業界研究、そして面接対策などにも活用されているようです。
生成AIを使ったことがある学生は62.9%、37.2%が就活でも利用

2025年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査(5月)」によると、生成AIを使ったことがある学生は全体の62.9%で、37.2%が就職活動でもChatGPTなどの生成AIを活用したことがあると回答しています。

生成AIを利用する理由としては、「自身のアウトプットを改善改良するため」(57.3%)や「作業時間の短縮になるため」(53.9%)、「より良いアウトプットがだせるため」(36.3%)が上位に入っており、エントリーシートの内容をブラッシュアップしたり、面接での受け答えを的確にしたりするためにも活用されていることがわかりました。

生成AIの具体的な利用用途は「エントリーシートの推敲」が最多

具体的な利用用途としては、「エントリーシートの推敲(誤字脱字のチェック、添削など)」(56.6%)が最多で、「エントリーシートの作成」(41.7%)が続きます。

やはりエントリーシートは就活生にとっては重荷になっているようで、生成AIを活用して少しでも負担を軽減してエントリーシートを作成したいという思いが見て取れます。

他には、「自己分析(自己分析の深堀りなど)」(28.8%)、「業界研究(業界の情報をまとめる、わからない情報を調べるなど)」(25.2%)が上がっており、エントリーシートや面接で必ず確認される、自己PRや志望動機の作成にも活用しているようです。

また、17.8%の学生が「面接対策(想定問答など)」と回答しており、面接で予想される質問に対する回答をあらかじめ準備して、本番に向けた備えをしているようです。

的確な回答を得られるが模範例の印象、生成AIはあくまでも補助ツールに

具体的にはどのように生成AIを活用しているのか、今回の調査では、自由回答で実際の活用方法についても聞いています。

ケースごとに生成AIに投げかける質問例(プロンプト)をいくつかピックアップしてご紹介します。
○企業研究

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