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ユーザー自らマルウェアをインストール、偽の警告メッセージに注意

マイナビニュース / 2024年6月19日 8時26分

その後、Wordの警告メッセージに見せかけた偽のエラーが表示され、拡張機能「Word Online」をインストールするように要求する。「How to fix(修正手順)」ボタンをクリックすると修正手順が表示されるが、手順に従うとPowerShellから悪意のあるスクリプトを実行することになり、最終的に複数のマルウェアに感染する。
○対策

Proofpointは上記の他にもOneDriveドキュメントに偽装したHTMLファイルや、異なる警告メッセージを表示する事例を確認している。いずれも警告メッセージを表示してPowerShellスクリプトをユーザー自身に実行させるという共通点がある。

このような攻撃を回避するために、企業や組織には従業員に攻撃事例を周知し、セキュリティチームに報告できるようトレーニングすることが推奨されている。また、Proofpointはこれまでの調査の過程で判明したセキュリティ侵害インジケーター(IoC: Indicator of Compromise)を不完全としつつも公開しており、必要に応じて活用することが望まれている。
(後藤大地)



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