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この秋、Apple Watchは一層“ユーザー思い”に進化する! 「watchOS 11」新機能まとめ

マイナビニュース / 2024年6月19日 6時0分

watchOS 11には新しいウィジェットも加わります。周囲で流れている音楽をすぐに聴き取って調べられる「Shazam」、このあと紹介する「翻訳」、1日に歩いたり走った移動距離を教えてくれる「距離」などが便利に使えそうです。

アップルは、2023年にwatchOS 10をリリースした際に初めて、Apple Watchのスマートスタックのデベロッパ向けAPIを公開しました。

watchOS 11のデベロッパ向けのAPIには、時刻や日付など関連キューを組み込むことで、アプリの重要な情報を最適なタイミングでスマートスタックに表示させる新しいツールが加わります。iOSのライブアクティビティと連携して、インタラクティブ性のあるウィジェットも作れるようになります。watchOS 11から「ダブルタップ」のAPIも新たに加わるので、サードパーティのアプリがApple Watchのスマートスタックとより密接に連携します。

アクティビティリングがときどき「お休み」できる

Apple Watchをフィットネストラッカーとして日々活用している人は、ムーブ/エクササイズ/スタンドの「アクティビティリング」のゴール達成を毎日楽しみにしていると思います。

ただ、時には体調を崩してしまったり、海外まで飛行機に乗って長旅に出ることがあって、やむなくアクティビティリングを閉じられないこともあります。watchOS 11から、ユーザーがゴールスケジュールを日ごとにカスタマイズしたり、無理のないトレーニングができるように「休息日」が設けられるようになります。

アクティビティリングの記録を一時停止をすると、「月間チャレンジ」などのゴール達成にはどのような影響があるのでしょうか? 例えば、筆者の2024年「6月チャレンジ」は、1カ月以内に25回(=25日)のエクササイズのリングを閉じることです。もし期間内に一時停止を何度か行使して、トータルの記録日数が25日を下回ってしまうと、月間チャレンジは失敗となります。

iOSのフィットネスアプリに並ぶ「概要」タブには、アクティビティリングの経過やエクササイズの履歴が表示されます。iOS 18では、概要タブの項目をユーザーが自由にカスタマイズできるようになります。歩数やマインドフルネスなど、毎日続けて行うアクティビティの成果を個別に概要タブに並べて見ることも可能です。

ほかにも、Apple Watchで計測できるワークアウトの種類が増えます。追加される内容はサッカー、アメリカンフットボール、オーストラリアンフットボール、アウトドアホッケー、ラクロス、ダウンヒルスキー、クロスカントリースキー、スノーボード、ゴルフ、アウトドアローイングです。
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