Microsoft、Windows 10の右クリックバグに対処中
マイナビニュース / 2024年6月19日 18時43分
Microsoftは6月17日(米国時間)、「Windows 10, version 22H2|Microsoft Learn」において、Windows 10の特定のアプリケーションのアイコンを右クリックすると、「プログラムから開く」ダイアログが表示される問題が発生していることを発表した。この問題は、2024年4月23日にリリースされたWindows更新プログラム(KB5036979)およびそれ以降の更新プログラムをインストールしたユーザーに起きている現象とされている。
○バグの概要
ユーザーがタスクバーやスタートメニューに配置されているアプリケーションのアイコンを右クリックし、タスクを実行しようとする際に発生するバグが発見されている。通常であれば、右クリックするとタスクの一覧を含むコンテキストメニューが表示されるが、「プログラムから開く」ダイアログが表示されてしまい選択したタスクが実行できないことが判明している。
この問題はMicrosoft Teams、Outlook for Windows、切り取り&スケッチなど複数のWindowsアプリで確認されており、他のアプリケーションにも影響が及んでいる可能性も指摘されている。タスクバーやスタートメニューのアイコンを右クリックしてタスクを実行する操作を頻繁に行うユーザーにとってこの問題は作業効率に大きな影響を与えてしまう可能性がある。
○影響を受けるプラットフォーム
影響を受けるプラットフォームは次のとおり
Windows 10 バージョン22H2
Windows 10 バージョン21H2
この問題は主にWindows 10のクライアントバージョンに限定されており、Windows Serverには影響が出ていないことが報告されている。
○回避策
この問題に対する公式の修正プログラムはまだ提供されていないが。回避策が提示されている。「プログラムから開く」ダイアログが表示された場合、右クリックのコンテキストメニューは触らずにアプリケーションのインターフェイスを直接開いてメニューをナビゲートすることで同じ操作を実行できる場合があると説明している。
Microsoftはこの問題の解決に取り組んでおり、今後のリリースで更新を提供する予定と伝えている。ユーザーは公式発表や更新情報を逐次確認することが望まれる。
(杉山貴章)
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