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生成AIがより身近に? 「Copilot+ PCで歴史が変わる」日本マイクロソフトが船出を祝う

マイナビニュース / 2024年6月19日 21時31分

インテルのLunar LakeやAMDのStrix Pointなど、この要件を満たすプロセッサーは、この先の提供が予定され、今後、Copilot+ PCのためのSoCとして採用されていくことになるはずだが、少なくとも、2024年6月時点で、この要件を満たすプロセッサーはSnapdragon X シリーズだけだ。そのため、2024年6月18日から販売が開始された各社の製品も、すべて同シリーズのSoCを搭載したものだ。

今回の、2024年6月17日の発表会では、日本で発売される各社のCopilot+ PCがお披露目された。MicrosoftのSurfaceシリーズは、Surface ProとSurface Laptopともに、6月18日午前9時からマイクロソフト公式ストアで販売を開始している。

また、日本エイサーからはSwift 14 AI、ASUS JapanからはVivobook S 15、デル・テクノロジーズからはXPS 13とInspiron 14 Plus、日本HPからはOmniBook X14、レノボ・ジャパンからはYoga Slim 7x Gen 9といった製品がお披露目されていた。各社、これらの製品以外も含め、2024年6月18日以降、順次出荷の予定だ。

発表会でステージにたった日本マイクロソフト執行役員 常務 コンシューマ事業部長の竹内洋平氏は、Copilot+ PCはプラットフォームの再創造であり、今日、その歴史が変わるとアピールした。

シリコン、システム、ユーザー体験という3つの側面で成立してきたパーソナルコンピュータに、今回、NPUの採用とOSの最適化という大きなふたつの変更が加えられ、これによって日常的に生成AIを使う時代がやってきたとした。

Microsoftでは、これまでクラウドAIに力を入れてきたが、今回のアプローチはそれをパソコンに分散することで、今後は、クラウドAIとローカルAIのそれらが融合することが必要であるともいう(竹内氏)。

こうして竹内氏は新しいシリコンを活用できるようになったことで、安心して使えるAI PCを各パートナーが提供可能になったとし、18日の発売を高らかに宣言した。

著者 : 山田祥平 やまだしょうへい パソコン黎明期からフリーランスライターとしてスマートライフ関連の記事を各紙誌に寄稿。ハードウェア、ソフトウェア、インターネット、クラウドサービスからモバイル、オーディオ、ガジェットにいたるまで、スマートな暮らしを提案しつつ、新しい当たり前を追求し続けている。インプレス刊の「できるインターネット」、「できるOutlook」などの著者。■個人ブログ:山田祥平の No Smart, No Life この著者の記事一覧はこちら
(山田祥平)



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