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恋人との情報共有、43%が抵抗感 - 30%は位置情報共有に後悔

マイナビニュース / 2024年6月20日 19時41分

画像提供:マイナビニュース

Malwarebytesは6月18日(米国時間)、「43% of couples experience pressure to share logins and locations, Malwarebytes finds|Malwarebytes」において、恋人とのセキュリティおよびプライバシー確保に関するアンケート結果と新しいガイダンスを公開した。

○約半数は情報共有に抵抗感があると回答

Malwarebytesは2024年4月4日から9日(米国時間)まで、米国の18歳以上の500人を対象にオンラインアンケートを実施。サンプルは性別、年齢、場所、人種ごと均等になるよう調整している。そのアンケートと分析結果はレポートとして「(PDF) WHAT’S MINE IS YOURS - How couples share an all-access pass to their digital lives | Malwarebytes」にて公開している。

レポートに掲載された主なアンケート結果は次のとおり。

全員がパートナーと何かしらのデジタル情報を共有している
平均12種類の認証情報をパートナーと共有している
48%はメールアカウントの認証情報を共有している
43%が情報共有に抵抗感を感じている
30%は位置情報の共有を後悔している
18%は認証情報の共有を後悔している。これに関しては男性の方が大幅に多く(30%)後悔したと答えている
29%は元パートナーによる追跡、なりすまし、口座への不正アクセス、その他の被害に遭ったことがある
Z世代とミレニアル世代は約3人に1人が、元パートナーによるストーカー被害に遭っている

このアンケート結果から情報共有は広く受け入れられていることがわかる。しかしながら、約半数は情報共有に抵抗感があると答えており、恋人間では断りたくても断れない現実があることを示している。また、無視できない割合の被害報告が確認できることから、相手が誰であれ情報共有には危険が伴うことを証明している。
○パートナー間の情報共有に関する新しいガイダンス公開

Malwarebytesはアンケートの結果を受けて、パートナー間のデジタル情報の共有の方向性を示す必要があると判断し、デジタル時代の恋愛ポータルサイト「Modern Love in the Digital Age | Malwarebytes」を公開した。

このポータルサイトは、新しいカップル、別れたカップル、献身的なパートナーのためのデジタル情報共有ハウツーガイド。具体的には「位置情報を共有するべきか」、「位置情報の共有を削除する方法」、「デジタル共有の警告」などのタイトルでさまざまな情報を発信している。

情報共有は基本、双方の同意に基づいて行う必要がある。強制、脅迫による情報共有はストーカー行為や暴力につながる可能性がある。このような望まない結果に至らないよう、恋人との情報共有のあり方についてこのポータルサイトから学び、セキュリティおよびプライバシーを適切に管理することが望まれている。
(後藤大地)

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