和歌山県那智勝浦町のふるさと納税返礼品の使い道「那智の滝源流水資源保全事業」とは?
マイナビニュース / 2024年7月3日 14時0分
和歌山県の南東部に位置する那智勝浦町(なちかつうらちょう)は、紀の松島や県内一の源泉数を有する温泉などの自然や歴史・文化を活かした観光業と、勝浦漁港で水揚げされる生まぐろを特産物とする水産業を基幹産業とする「世界遺産」・「温泉」・「生まぐろ」のまちです。
そんな那智勝浦町は、ふるさと納税の寄附金を6つの使途に充てています。今回はその中から「那智の滝源流水資源保全事業」という使い道について紹介!
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が注目する寄附金の使い道について紹介していきます。
今回は、「那智の滝源流水資源保全事業」という那智勝浦町のふるさと納税寄附金の使い道について詳しく調べてみました!
○那智勝浦町のふるさと納税の使い道「那智の滝源流水資源保全事業」について
・対象年度:令和5年度
・対象使途:那智の滝源流水資源保全事業
・対象事業:森林土壌流出防止作業や倒木・流木等の除去作業、雑木の植樹作業 など
・対象事業に費やした総費用:1199万8911円
・総費用のうち寄附金活用額:600万円
熊野那智大社や那智の滝など、悠久の歴史と自然の中で培われてきた有形・無形の文化財を蔵する那智山一帯が、これらをつなぐ熊野古道とともに、平成16年7月に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録されています。
「那智の滝源流水資源保全事業」は、その代表的な構成資産でまちのシンボルでもある「那智の滝」などの歴史的文化遺産をはじめ、美しい大自然を、先頭となって保全していくことを目的とした事業です。
流木および倒木などの撤去作業や、土留め作業などの森林土壌流出防止作業を実施することにより、森林保全を通じて水源涵養(すいげんかんよう)機能の改善や、保水力の向上が見込まれます。
将来に向けて保水力を強化することで、平成23年の紀伊半島大水害のような激甚災害を二度と起こさないような山づくりを目指し、またこのような事業を通じて、百年の森づくりに取り組んでいるそうです。
本事業は、「那智の滝」の美しい姿を守るため、森の保全管理、源流域の保水力を高める取り組みを行うために、ふるさと納税の寄附金を活用しているのだそう。
那智勝浦町のふるさと納税担当者によると「今年は世界遺産登録20周年の節目の年であり、世界的にも注目を集めているため、改めてふるさと納税の使い道の一つとして、当該事業の意義をより多くの方々に知っていただきたい」とのことです。
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