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NTT、錯覚の利用でバラバラ配置のモニタ群に3D空中像を提示するシステムを開発

マイナビニュース / 2024年6月20日 11時1分

各モニタ間をまたぐ形で浮かび上がる空中像は、モニタ間の隙間の前面にもまたがるように人間は感じることができることから、従来の光学素子やセンサ、計算部を備えた特殊なヘッドセットを装着する必要があったAR体験を、モニタ間の隙間および3D映画などで使用される汎用的な3D眼鏡だけで体験ができるようになり、新たな映像表現の創出につながることが期待されると同社では期待を示す。

なお同社は、隙間の広さや提示コンテンツの配置の仕方によって、脳内での欠損の補完のしやすさがどう変わるかなど、未だ解明できていない要素の追究が重要だとし、今後はこうした補完のメカニズムの解明に取り組むことで、より幅広い条件で3D像が知覚できる柔軟な技術へと発展させていきたいとしている。

また、液晶モニタだけでなく、プロジェクタなど、他のさまざまなディスプレイも含めて複合させて巨大3D映像を提示できる、ユビキタスな巨大3Dディスプレイの実現を目指し、不特定多数に対する没入型の映像体験の創出に取り組みたいとしている。
(上定真子)



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