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「SNSで誹謗中傷」10人に1人が被害を経験 - その内容は?

マイナビニュース / 2024年6月24日 12時7分

一方で、同じ人を対象に「SNSで誹謗中傷をされたら、どこへ相談すべきか、どう対処するのが適切なのかを知っていますか?」と質問したところ、「知っている」と回答した人は25.0%に留まり、多くの人がSNSでの誹謗中傷の対処方法を認知していないことがわかった。

○10人に1人はSNSで誹謗中傷を受けた経験あり

続いて、普段からSNSを利用すると回答した2,531人に対して「SNSで自分が傷つくような書き込み(投稿・コメント・リプライ等を含む)をされたことがありますか?」と質問したところ、13.0%が「ある」と回答した。多くの人は誹謗中傷を受けたことがないと回答しているものの、10人に1人以上が、SNSでの誹謗中傷被害に遭っていることがわかった。

また、SNSでの誹謗中傷を受けたことがある人の中から、無作為に選定した150人に対して「受けた誹謗中傷の内容はどんなものでしたか?」と質問したところ、94人が「人格を否定するような悪口(頭が悪い、育ちが悪い、ブサイクなど)」と回答。誹謗中傷を受けた方のうち、3人に2人は人格を否定されている事実が明らかになった。
○8割以上が対処をしたが 効果があったケースは6割弱に留まる

続いて「誹謗中傷をされた際、どのように対処をしましたか?」と質問したところ、67人が「ブロックやミュートなどで誹謗中傷の書き込みを見えなくした」と回答し最多となった。次点で57人が「SNSの通報・報告機能を使って通報した」と回答していることから、まずはSNSやアプリ上の機能を活用して対応していることがわかる。

何かしらの対処をした人の合計は84.7%となったが、他方で15.3%は「何もせず対処しなかった」と回答した。

さらに、上記の質問で「SNSの通報・報告機能を使って通報した」、「誹謗中傷に対して反撃する投稿をした」、「誹謗中傷してきた人に書き込みを削除するよう伝えた」、「SNS運営者に削除依頼をした」、「弁護士に依頼して法的な削除・開示請求の手続きをした」、「警察に相談した」、「公的な窓口に相談した」を回答し、書き込みをした相手に働きかける対処をした人に対して「対処して誹謗中傷はどうなりましたか?」と質問したところ、42.9%が「書き込みは削除された」と回答し最多となった。16.5%は「書き込みが削除され、投稿者に何かしらの制裁もできた」と回答しており、59.3%は対処した成果が出たといえる。

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