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大阪・関西万博は「完全キャッシュレスを実現した初めての万博」に! 対応店舗ピクトグラムなど発表

マイナビニュース / 2024年6月20日 15時14分

「CASHLESS ONLY(完全キャッシュレス店舗)」「CASHLESS OK(キャッシュレス利用可能店舗」という2種類を用意。協議会のWebサイトから無償でダウンロードして店頭に張り出すこともできる。

○KDDIとSMBCグループと連携した「金融教育」

さらに、会員企業のうち金融教育に力を入れるKDDIとSMBCグループの協力を仰ぎ、両社が取り組む金融教育とも連携する。KDDIは、中学高校を中心に学園祭におけるau PAYによるキャッシュレス化を実現する「キャッシュレス学園祭」を展開。キャッシュレス学園祭は年度内に45校で開催予定となっているそうで、同時にお金に関する知識などを提供する金融教育も進める。

SMBCグループでは、グループ各社の知識やノウハウを生かした金融教育を高校生・大学生中心に展開。両社とも、万博に向けて特別な講義も行い、EXPO2025デジタルウォレットで受講記念NFTを配布する取り組みも行う。

万博側はこうした取り組みについて、ほかの金融教育を行う事業者で万博と連携したいとの声があれば積極的に連携していきたいという。キャッシュレス推進協議会も、万博だけでなく、国内のキャッシュレス決済推進に向けた認知度向上にも取り組んでいきたい考えだ。
○インバウンドの旅行者向け「JPQRグローバル」

キャッシュレス推進協議会では、こうした万博側と連携した取り組みの他に、インバウンドの旅行者向け施策も展開。東南アジア各国のQRコード決済と日本のコード決済を相互にやりとりできるようにする「JPQRグローバル」を、万博を機に国内で展開することを目指す。

JPQRは、複数の国内QRコード決済を1つのQRコードで対応できるというもの。これを拡張して、海外のQRコード決済の利用者が、海外アプリで国内のJPQRを読み込み、海外アプリでそのまま決済できるようにするのがJPQRグローバルだ。

相互運用のため、将来的には国内のコード決済ユーザーが、国内のアプリで海外のQRコードを読み込んで決済することもできるようになるが、まずは万博をめどに海外ユーザーが国内でQRコード決済を利用できるようにする方針。

JPQRの加盟店は現時点で国内に1.5万店程度だが、これを10万店近くまで拡大して国内での海外QRコード決済ユーザーの利用環境を整備。インバウンドの利用拡大に繋げたい考えだ。

小山安博 こやまやすひろ マイナビニュースの編集者からライターに転身。無節操な興味に従ってデジカメ、ケータイ、コンピュータセキュリティなどといったジャンルをつまみ食い。最近は決済に関する取材に力を入れる。軽くて小さいものにむやみに愛情を感じるタイプ。デジカメ、PC、スマートフォン……たいてい何か新しいものを欲しがっている。 この著者の記事一覧はこちら
(小山安博)



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