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Number_i、初の単独コンサート開催 それぞれの持ち味を活かしたパフォーマンスで魅了

マイナビニュース / 2024年6月20日 21時0分

画像提供:マイナビニュース

Number_iが18日から20日、初の単独コンサート「No.O -ring-」を東京・有明アリーナにて開催した。さらに全国7カ所での「Number_i LIVE TOUR 2024」開催と、1st Full Album「No.I」(読み:ナンバーワン)の発売(2024年9月23日)を発表した。本記事では19日13時30分公演の模様を紹介する。

ライブは、和風のサウンドを使ったSEでスタート。開演前のステージ上には存在感のある大きな松の木が鎮座しており、客席には桜の花びらが降り注ぐ。日本らしいニュアンスの漂う幕開けとなった。

身体中に響く低音が期待を高める中、平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人はステージの高い位置にあるリング状の舞台装置から登場。舞台装置がゆらゆらと揺れ、火花が散りながら下に降りるというダイナミックな演出とともに「OK Complex」を披露する。ダンサーに囲まれた3人はクールなウィスパーボイスでオーディエンスを魅了。歌い終え、リボンを使ったフライングパフォーマンスで舞台装置からステージに降りると、客席からは大歓声が飛び交った。

3人それぞれが「iLYs」(ファンネーム)への想いとこの公演への意気込みをラップに乗せ煽ると、「FUJI」へ。ステージ上を縦横無尽に動き回りながら、岸の高速ラップ、平野のリズム感たっぷりのフロウ、神宮寺の低音の効いたリリックと、それぞれの魅力を届けていく。レーザー照明が臨場感たっぷりに飛び交った「GOAT」では、ダンサーとともにキレのあるダンスを見せた。

序盤からワイルドに、そしてクールにパフォーマンスを見せていたNumber_iだったが、MCになると一転、和気あいあいとした空気になる。

平野は上の階の座席にいるオーディエンスに向け「結構ちゃんと見えているからね」と呼びかけ、岸は序盤の撮影可能パートが終了したことを受けて「僕たちだけを見てくださいね」と甘く呼びかける。神宮寺はオーディエンスを見渡し、「こんなにたくさんの人が来てくださって、改めてたくさんの人に応援していただいていると再認識できます」と感謝を伝えた。

MCののち、爽やかな歌声がこれまでの選曲とは空気を変える「No-Yes」へ。ムービングに乗る3人は笑顔で客席に手を振り、オーディエンスとのコミュニケーションを楽しんでいる様子。紙吹雪が舞うなか披露された「花びらが舞う日に」では、平野と神宮寺が向かいあって歌う場面も。中盤には3人がそれぞれのムービングに乗り、ステージから距離のあるオーディエンスにまでその姿を見せにいく。クールに、ワイルドに魅せた序盤とは打って変わり、甘い歌声で魅了した。

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