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平泉成、脇役として主役を見る自分「悔しかった」 妻&家族からの手紙に涙で心境吐露

マイナビニュース / 2024年6月22日 17時13分

画像提供:マイナビニュース

映画『明日を綴る写真館』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が22日に都内で行われ、平泉成、佐野晶哉(Aぇ! group)、秋山純監督が登場した。

同作は、あるた梨沙氏による同名漫画の実写化作。さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島(平泉成)と、その写真に心を奪われ弟子入りを志願した気鋭のカメラマン・太一(佐野晶哉)の物語を描く。
○■映画『明日を綴る写真館』で映画初主演を果たした平泉成

80歳にして映画初主演となった平泉に、サプライズで家族からの手紙が読み上げられる。妻・里香さんからは「『大輪の花 咲かずとも 充つる日々』色紙に成さんがずっと書いて来た言葉です。脇役として沢山のお仕事をしながら必死に自分を奮い立たせて来た言葉です。けれど サインを書く横顔は何処か寂しげで…」「成さん おめでとう! 大輪の花 咲かせたね! 晴れやかな面持ちで 明日からどんなサインを綴りましょうか…。幼い孫達が おじいちゃんの代表作『明日を綴る写真館』を胸に刻める日を楽しみに…」といった言葉が贈られた。

ポケットからハンカチを出した平泉は「泣かせに来たね」と涙を拭う。「大輪の花っていうのはね、咲かせられなかったんですよね、今まで。横でいつも主役を見ながら悔しかったですね」と言葉に詰まり、さらに涙。「それができない自分にずっと悔しくて、そんなサインばっか書いてたんですけど、 今回監督が『成さん、主役やらない?』と言ってやってきてくれたもんですから、今、女房が書いたような手紙の文面になるかと思います。ありがとうございました。本当に」と感謝した。

手紙はここで終わらず、他の家族からもメッセージがあると明かされると、平泉は「まだあるの!?」と驚く。読み終わると「家族としては今1つ格好が良くない俺を、カミさんは40何年もずっと支え続けてくれました。 だからそれができないって、自分が悔しくてね、ずっと自分に腹が立ってました。40年ぐらい『大輪の花を咲かせたいなと思っても、俺はでもみんなに愛されて幸せだよ』ということをサインに書いてたんですけど。『大輪の花を探すばっかりが幸せじゃないぞ』と痩せ我慢でね、ずっとそういうサインをしてきましたんですけどね。カミさんや家族にはずっと支えてくれて、感謝してます。ありがとう」と改めて感謝の気持ちを表した。
○■妻・里香さんお手紙

成さんへ

「大輪の花 咲かずとも 充つる日々」
色紙に成さんがずっと書いて来た言葉です
脇役として沢山のお仕事をしながら
必死に自分を奮い立たせて来た言葉です
けれど サインを書く横顔は何処か寂しげで…
「幸せは家族の総合点だよ」と声をかけ
何とか「充つる日々」をと 心掛けて来ました
今回、主人に大輪の花をプレゼントして下さった
秋山監督や出演者、スタッフの皆様に
心から感謝申し上げます
ありがとうございました
そして…成さん おめでとう! 大輪の花 咲かせたね!
晴れやかな面持ちで 明日からどんなサインを綴りましょうか…
幼い孫達が おじいちゃんの代表作
『明日を綴る写真館』を胸に刻める日を楽しみに…

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