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水川あさみ、玉山鉄二との共演に喜び「すごく心強い」 櫻井翔の政治家役は「ぴったりの役柄」

マイナビニュース / 2024年6月23日 17時0分

画像提供:マイナビニュース

6月28日にスタートするTBS系金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』(毎週金曜22:00~)で主演を務める水川あさみにインタビュー。本作での役作りや、玉山鉄二、櫻井翔との共演などについて話を聞いた。

本作は、主人公の新聞記者・道上香苗が、若き人気政治家・清家一郎(櫻井翔)と有能な秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)を取り巻く黒い闇を追うヒューマン政治サスペンス。原作は、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真氏が2021年に発表した同名小説だ。水川演じる道上は、清家の華々しい栄光の裏で起きていた数々の不審死と自身の父の死が関連しているのではないかと睨み、強い執念を持って捜査に突き進む。

――本作は近年数々の作品が映像化されている注目の作家・早見和真氏の原作を映像化しています。原作や脚本を読まれた際の印象を教えてください。

この作品にはたくさんの人物が出てきますが、それぞれキャラクターが立っていて、そんな彼らがどんなことを考えているのか、探りながら読み進めていくうちに物語にどんどん深くハマっていったというのが原作の印象です。原作では清家と鈴木の話の中に道上という記者がいますが、ドラマは道上の視点で2人の謎を追っていくので、道上の視点が視聴者の視点になっていく。原作の面白さをまた違った形で伝えていくドラマならではの試みをとても面白そうだと思いましたし、興味が湧きました。

――早見先生曰く、映像化は難しいと思っていたし、挑戦的な作品になるのではないかと。

白目を剥きそうなくらい難しいですよね(笑)。人物もたくさん出てきますし、現在と過去を行き来もする。展開が進むごとに関係図が複雑になっていくので、私も台本を読みながら整理して読み進めています。でもその複雑さを理解する過程も、きっと道上が興味を惹かれていく過程と同じだと思うので。道上の目線、感じていることだと思って、その興味とリンクさせながら演じていこうと思っています。

――これまで道上を演じてきた中で、役をつかめてきた実感はありますか?

演じれば演じるほど、彼女の純粋で真剣な思いに触れることが増えてきました。さまざまな思惑が渦巻く中で、父の死の真相と清家たちの関係を絶対に暴くんだという思いを純粋に強く持ち続けるところが彼女の一番の魅力だと思います。道上には原作には描かれていないドラマオリジナルの部分もたくさんあって。離婚していて子供がいるという設定もそうです。筒井真理子さん演じる母や息子とのシーンは、緊張感のあるシーンが多い中でリラックスした道上が描かれていて好きなシーンです。普段は張り詰めている道上が母に怒られたりする場面を見て、くすっと笑っていただいて、見ている人の心に残ればいいなと思いますね。

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