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都心から1時間半、箱根のホテル「はつはな」でラグジュアリーな湯治ステイを満喫

マイナビニュース / 2024年7月3日 16時0分

筆者が過ごしたのは「静寂(しじま)の湯」。窓はありませんが、天井が高く、格子状に組まれた梁が幾重にもめぐらされていました。開放感がある空間の真ん中には八角型の浴槽。湯船いっぱいの温泉にざぶんと肩まで浸かれば至福のひとときを堪能できます。

それぞれの貸切風呂には、広々としたくつろぎスペースやパウダールームを完備。冷蔵庫には冷たい「足柄の水」が入っているので、お風呂上がりに澄んだ水を補給すれば気分も浄化する至福の瞬間です。

客室棟と温泉棟を繋ぐ渡り廊下には、入浴後のお楽しみとして無料のコーヒー牛乳とビール、アイスキャンディーも用意されているので、くつろぎスペースや客室で、お風呂上がりの余韻に浸るのも良さそうです。
○地魚に相州牛、モダン懐石は目にも華やか

夕食・朝食は、全卓個室仕様のダイニング「はなゑみ」へ。プライベート感を重視した席で、ゆったりと食事の時間を満喫できます。水耕栽培で育てられた秦野野菜や、近隣港から魚、極上の相州牛など地元神奈川の食材を取り入れた「モダン懐石」をいただきました。

「はつはな」オリジナルのクラフトリキュール「桜酒」を食前酒にコースがスタート。最初に手元に届いたのは2段弁当のようなユニークな器。2段になった器を回転して、パズルのように組み合わせれば花びらのような形に様変わり。中央には、金太郎マスのお寿司、周りには色とりどりの旬彩が並びます。

焼肴、中皿、炊き合わせ、食事、水菓子と続いていく中で、特に「相州牛ロース炭火焼」は、噛めば噛むほど柔らかなお肉から脂の甘みが溢れ出し、贅沢なひとときに。全て食べ終わる頃にはお腹も心も満たされていきました。

夕食で使われるお箸には、箱根檜の間伐材が使用されており、持ち帰りも可能。そのほかにもSDGsの取り組みとして、ヘアブラシや歯ブラシなどのアメニティは置かず、プラスチックごみの削減にも力を入れているそうです。

夕食をいただいた後は、チェックインをしたラウンジへ。19時から22時の間には抹茶ようかんやわらび餅、酒粕チーズケーキ、和栗のモンブランなどのオリジナルの小菓子とお酒やハーブティーのペアリングも楽しめます。

1日の終わりまで、「はつはな」の魅力である心と五感が満たされる感覚を抱くことができました。
○短期間の滞在でも、自分をリセットできる旅

翌朝、夕食に引き続き、ダイニング「はなゑみ」へと向かうと、朝日を浴びる木々を眺められる窓側の席を案内してもらいました。「はつはな」の朝食は地元神奈川の野菜をはじめ、ソーセージやベーコンなど地元で作られたものを使用しています。

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