キヤノンITS、個人情報漏えい対策ソリューション「PCFILTER」の提供開始

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キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は6月24日、ITインフラサービス「SOLTAGE」の新たなセキュリティラインアップとして、JSecurityが提供する個人情報漏えい対策ソリューション「PCFILTER」の提供を開始した。
○PCFILTERの概要

PCFILTERは、個人情報を含むファイルを高速で自動検出し、管理者による適切な対処と管理を可能とし、PCやネットワークドライブ内にある、マイナンバーやクレジットカード番号などの情報が含まれたファイルを素早く検出し、暗号化/削除が可能。また、データ授受経路の遮断機能を備え、情報漏えいを未然に防ぐことができるという。

具体的には、個人情報ファイルがどの端末にどれだけの件数を保有しているか確認することができるほか、管理画面上に個人情報保護アクション数の推移や個人情報検出状況などのグラフ表示が可能で、組織内の個人情報の取り扱い状況を一元管理できるため、情報セキュリティ管理者の負担を軽減することが可能。

また、検出した個人情報ファイルの隔離/暗号化/削除の自動保護処理を可能としており、管理対象ファイルを隔離/暗号化して安全に保管し、保管が不要となったファイルは完全に削除ができる。

さらに、個人情報ファイルの保存媒体への転送/印刷指示/メール添付など、さまざまな外部流出経路を自動で遮断し、PCに保存されている文書や画像ファイル内の主要情報を検知して保護し、流出経路を遮断することで情報漏えいを予防。意図しない漏えいの心配が減るため、人的ミスを恐れず安心して業務に取り組めるという。

今後、同社はクラウドセキュリティ領域をはじめ、サービスラインアップの拡充に継続して取り組む考えだ。
（岩井 健太）