1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

京本大我、単独初主演映画公開で「めっちゃエゴサしちゃいそう」 『言えない秘密』に感じた魅力

マイナビニュース / 2024年6月26日 11時30分

たくさんあるんですけど、具体的に思い出そうとして記憶をたどっていくと、例えばゲーセンのシーンでは空き時間も琴音ちゃんと本当にそのままゲーセンで遊んだりしていたので、「本当の撮影と空き時間に遊んでたのと、どっちの記憶だっけ?」みたいになっちゃうんです。2人の空気感が変わらなすぎて。そういう意味では、2人のシーンはどれもナチュラルに和気あいあいとできたのかなと思います。

――お互いを「こっちゃん」「きょも」と呼び合っていたとか。

はい。古川さんが普段「こっちゃん」と呼ばれてるという話から、俺はファンの人から「きょも」って呼ばれてるよ、じゃあ……と。2日目くらいからその呼び方になってましたね。

――それは自然にそうなったんですか?

どの作品でも、入ったら毎回あだ名から聞くようにしてるんですよね。自分からしゃべらないと「京本さんって寡黙なのかな」とヒロインの方に気を使わせちゃうので。

――そんなお二人の関係性がお芝居にも表れていたと思います。演じる際に意識したことはありましたか?

河合(勇人)監督が段取りをすごく丁寧にやってくださる方なので、2人のシーンもお互いがスムーズにやれるまで、目線や立ち位置、距離感などかなり細かく確認しながらやりました。湊人のピアノに対する気持ちが変化する過程や、雪乃との距離感とか、じっくり向き合えたと思います。

――湊人と雪乃が連弾するシーンは、特に物語を象徴する場面だと感じました。

あれは湊人にとってもすごく大切なシーンだったので、特に時間をかけて1カットずつ段取りをやりました。連弾って勝手に難しそうだなと思っていたんですが、誰かとハモったりギターでセッションしたりするのと同じで、言葉じゃないからこそ距離がぎゅっと縮まる魔法のようなものを感じて。

だから、演奏がうまくいくと思わず琴音ちゃんとハイタッチしたりしてたんです。役をまとい合っているのにお互い心が通じ合った芝居ができたのも、ピアノを通じて分かり合えて、一緒に奏でる楽しさがあったからこそだと思います。
○SixTONESメンバー「こんな良い曲を持ってきてくれて、ありがとう」

――今回はピアノもほぼ未経験からの挑戦だったそうですが。

簡単なコード弾きができるくらいで、クラシックは全くやったことがなかったんです。マネージャーからある日突然「ピアノ弾けるよね?」と聞かれて。「簡単なコード弾きくらいは」「クラシックは無理なの?」「無理です」というやりとりをして、その後は音沙汰がなかったのであの会話はなんだったんだろうと思っていたら、今回のお話をいただいて納得しました(笑)。監督との顔合わせで「ぜひご自身で弾いていただきたい」と言ってもらって、撮影の3カ月以上前から練習に入りました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください