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『君とゆきて咲く~新選組青春録~』インタビュー連載 第9回 永田崇人、新選組の“お母さん”山南敬助の魅力語る「最後まで仲間を信じ抜く人」

マイナビニュース / 2024年6月26日 13時0分

○『君ゆき』キャストの面白エピソード

皆といるときは、ずっと笑っています。勝太を見ているだけで笑顔になるんです。もう、大好きで。暇さえあれば、“ウザ絡み”しにいくのですが、いい意味で不器用なかわいさがあって、人懐っこくて、ムードメーカーで、ボケに見えてツッコミも得意。僕が勝太にしか聞こえない声でボケて、勝太がこっそりツッコんでくれるというお決まりのやり取りを楽しんでいます。芝居も素晴らしくて、役者としても尊敬しています。勝太ともっくんは、結構、僕をいじってくるんです。年の差を感じない絡まれ方が、うれしいですね。

奨悟と洸とは3人でミスチルしばりカラオケをしました。ずっと歌い続けて、最後は「終わりなき旅」で締めて。でも、奨悟があまりにも楽しくなっちゃったみたいで「30分だけ延長して良い?」と聞いてきたので「いいよ、やろうよ」とまた30分歌ったのですが、「まだ、いい!?」とせがまれてさらに30分延長することに。あのときの奨悟は、めちゃくちゃ楽しそうでした(笑)。

勝太とおっくん(奥智哉/深草丘十郎役)と、(上野)凱(庄内玄悟)と遊園地に行ったのですが、ジェットコースターが嫌いなおっくんに、手のひらを上にして膝の上に置いて乗ると怖くないんだよと嘘を教えたんです。本当は、手に力が入らないのでこれが一番怖い乗り方。でも、最初はずっと目を閉じたまま乗っていたおっくんも、無事に克服できたみたいで、途中からはすごく楽しそうに何回も乗っていました。

○『君ゆき』に活きている経験

昔は一番苦手な分野だったのですが、ここ何年かで、“シュールな笑い”をだんだんつかめてきて、『君ゆき』でも発揮できている気がします。山南さんというキャラクターを愛してもらうためにも、シーンが華やかになる笑いを作る役割を頑張っているつもりです。

■永田崇人
1993年8月27日生まれ。福岡県出身。『ONE PIECE LIVE ATTRACTION “Welcome to TONGARI Mystery Tour ”』で俳優としてデビュー。その後、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズに孤爪研磨役で出演したほか、ドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)や、ドラマ『ガンニバル』(ディズニープラス スター)などに出演し、話題を集めた。

■『君とゆきて咲く~新選組青春録~』第10話あらすじ
頭取・芹沢鴨(三浦涼介)を粛清した壬生浪士組は局長・近藤勇(高野洸)、副長・土方歳三(阪本奨悟)が束ねることとなり、同時に会津藩主・松平容保(味方良介)から“新選組”という新たな隊名を拝命する。しかし、芹沢の最期に大きなショックを受けた深草丘十郎(奥智哉)は、剣を握ると手が震えて力が入らなくなってしまう。“自然体”の境地を意識すればするほど、亡き父・七也(戸次重幸)が死の間際、自分を止めるべく言い遺した、「丘十郎……そちらに行ってはいけない……」という言葉が頭によみがえるようになったのだ。苦悩する丘十郎を、鎌切大作(前田拳太郎)は複雑な思いで見つめる。
(八木ひろか)



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