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JA共済が「世界銀行防災グローバルフォーラム2024」に出展 各国関係者が大地震の揺れを体感

マイナビニュース / 2024年6月25日 15時18分

画像提供:マイナビニュース

6月16日~21日にわたり、姫路市文化コンベンションセンターで開催された「世界銀行防災グローバルフォーラム2024(Understanding Risk Global Forum 2024 (UR2024))」にJA共済が出展。国内外の防災に関わる政府関係者やNGO、企業や専門家が来場した本フォーラムで、「ザブトン教授の防災教室」を実施した。

防災特別授業として全国各地の防災イベントなどで展開されてきたという同プログラムを実際に会場で体験してきた。
○■大きな揺れの中で人間は無力…大切な事前の備えは?

「防災グローバルフォーラム」は災害リスクやその削減について話し合うフォーラム。世界中から数百名の防災に携わる政府関係者、NGO、企業や専門家が集まり、自然災害のリスクをより理解するための新たな取り組みや防災・減災に取り組む上での最新の課題などについて議論される。

2年に一度、世界各地で開催されており、姫路市での開催はアジアで初めての開催となった。

安全で安心を実感できる地域社会づくりへの貢献を掲げ、共済事業を展開しながら、事前に被害を減らす防災・減災に向けた活動にも取り組むJA共済は、本フォーラムの会場にブース出展。防災に対する意識を高めてもらうための体験学習型プログラム「ザブトン教授の防災教室」を実施した。

「ザブトン教授の防災教室」は白山工業と東工大が共同で開発したイス型の地震動体験装置「地震ザブトン」を用いて、過去に発生した大震災の揺れを体験。災害が多様化・多発化する昨今、とくに甚大な被害をもたらす地震を想定して、日頃から地震に備えることの必要性を再認識できるというプログラムだ。
「サウジアラビアやオランダ、タジキスタンなど、さまざまな国の来場者の方に体験していただいています。地震が多い国・少ない国それぞれありますが、初めてこうした体験をされる方が多いようで、みなさん非常に驚いている様子でした。日本がこうした大きな地震が多い国であることも理解いただけているようです」(JA共済連ブース担当者=以下同)

2020年にJA共済のプログラムとして始まり、これまで全国各地の防災イベントなどで展開されてきた「ザブトン教授の防災教室」。とくに大切な地震対策として家具固定の大切さを伝えている。

「家具固定は最も費用が掛からず、確実な効果が見込めます。プログラム全体の流れとしては、まずQ&Aなどによって大地震について考え、『地震ザブトン』で過去の地震を体感することで、実際に地震が起きて大きく揺れている状況では何も行動できないことを感じていただく。その上で家の中の安全対策について学び、事前に『備える』という具体的な行動につなげていただくというようなプログラムになっています」

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