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ムービーを撮りたいけれど空き不足...直接Macに記録できないの? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

マイナビニュース / 2024年6月26日 11時15分

画像提供:マイナビニュース

iPhoneのカメラは、静止画だけでなく動画の撮影にも大活躍。レンズは明るく4K解像度に対応、60pや24pなどいろいろなフレームレートで撮影できます。問題があるとすればiPhoneの内蔵ストレージ、長尺の動画は空き容量を気にしつつ撮影しなければなりません。

撮影後であればUSBメモリに転送するなどの回避策を考えられるものの、標準のカメラアプリには直接外部ストレージへ記録する機能はありません。撮影前の時点で空き容量が決定的に不足していれば、その範囲内で撮影することになります。

Macを利用しているのなら「連係カメラ」という手があります。Macに標準装備の「QuickTime Player」というアプリには録画機能が用意されているので、連係カメラを有効にしてMacのストレージへ記録するのです。

ただし、直接iPhoneで撮影するときとまったく同じではありません。選択できる品質は2種類、「高」は解像度が1920×1080ピクセルでビデオコーデックがH.264、オーディオコーデックがAAC/48kHz。「最高」は解像度が1280×720ピクセルでビデオコーデックがApple ProRes 422、オーディオコーデックがリニアPCM 48kHz/32bitです。フレームレートの変更やDolby Visionには対応していません。

反対に、iPhoneで撮影するときより有利な点もあります。iPhoneよりストレージの空きに関する制約が少ない、外付けマイクを選択できる、「デスクビュー」など連係カメラならではの構図で撮影できる...iPhoneとMacの接続はワイヤレスで構わないため、離れた場所から撮影することもかんたんです。工夫次第でユニークなムービーを撮れるはずですよ?

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら
(海上忍)

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