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缶詰博士の珍缶・美味缶・納得缶 第316回 トマトのうまみと豆と肉! カルディのチリコンカン缶でトルティーヤを作ってみたぞ

マイナビニュース / 2024年6月28日 13時4分

画像提供:マイナビニュース

缶詰博士の黒川氏が定期的に巡回しているというカルディコーヒーファーム。独自に開発した缶詰のほか、輸入缶詰のセレクトにも魅力があるそうです。

「このメキシコ産のチリコンカン缶も良かったなァ。これで作ったトルティーヤが素朴でおいしかった」

→これまでのお話はこちら

中南米風のデザインがいいね

いつもの東京・豊洲のカルディコーヒーファーム。缶詰コーナーを眺めていると、いきなり目に飛び込んできたのがこの缶詰だった。

南国の陽光を思わせる暖色ベースに、中南米風の書体で「CHILI(チリ)」と描かれている。料理見本の画像もウマそうだ。

(チリコンカンだな。海外では定番の缶詰だけど、日本では意外と売ってないんだよな)

そんなことを考えていたら、いつの間にかその缶詰がカゴに入っており、いつの間にかレジで支払いを済ませていた。人気商品がたびたび売り切れになるのがカルディというもの。ゆえにそんな行動が身についてしまったらしい。

中身が素朴でいいね

家に戻ってさっそく開缶! 表面はトマトソースの海になっているが、その下には豆とひき肉が埋まっているはずだ。

原材料を見ると、赤インゲン豆や豚肉、調味料などが書かれていて、添加物は香料だけ。

チリコンカンはジャンキーなイメージがあるけど、実は食材と調味料を組み合わせただけの素朴な食べ物なのだ。それは缶詰になっても同じなのであります。

豆の柔らかさがいいね

フォークで掘り起こすと、トマトソースの下から赤インゲン豆と豚ひき肉が出てきた。赤インゲン豆はとても柔らかく、食べる前からねっとり食感であることが分かる。これがチリコンカンには欠かせない。

全体から漂うのは、トマトの甘酸っぱそうな匂いと赤インゲン豆の香ばしさ、それとマイルドなスパイスの匂いである。

それはインド料理のように複雑なものではなく、コンビニの店内に漂っているような、慣れ親しんだ匂いである。

穏やかな味付けがいいね

かくのごとし。トルティーヤ(デルソーレのフワラートルティーヤがお気に入り)にキャベツ、トマト、イタリアンパセリなどあり合わせの野菜を乗せ、チリコンカンを盛りつけて巻いた。調味料は不使用であります。

匂いから想像していた通り、このメキシコのチリコンカン缶はトマトの甘酸っぱい味が際立っている。

米国産のチリコンカン缶にはもっと肉のうまみを際立たせたものがあるけど(含まれる肉の量も多い)、それよりもずっと穏やか、かつヘルシーな印象であります。

缶詰情報
カルディコーヒーファーム/メキシチョイス チリコンカン 220g 429円
同店舗やECサイトで購入可

缶詰博士 かんづめはかせ 昭和41年福島県生まれ。公益社団法人・日本缶詰協会認定の「缶詰博士」。世界50カ国以上・数千缶を食している世界一の缶詰通。ひとりでも多くの人に缶詰の魅力を伝えたいと精力的に取材・執筆を行っている。テレビやラジオなどメディア出演多数。著書に「旬缶クッキング」(ビーナイス/春風亭昇太氏共著)、「缶詰博士が選ぶ!『レジェンド缶詰』究極の逸品36」(講談社+α新書)、「安い!早い!だけどとてつもなく旨い!缶たん料理100」(講談社)など多数。初のエッセイ本「缶詰だよ人生は」(本の泉社刊)も絶賛発売中!公式ブログ「缶詰blog」とFacebookファンページも公開中。 この著者の記事一覧はこちら
(缶詰博士)

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