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メルセデス・ベンツ、前後可変トルクの2ドアクーペ「AMG CLE 53 4MATIC+」

マイナビニュース / 2024年6月26日 20時16分

パワートレインは、新型の3.0リッター直列6気筒「M256M」。ターボチャージャー、48V電動スーパーチャージャー、ISGを備え、新設計のインレット/アウトレットチャンネルやピストンリング、最適な燃焼噴射などによって最大出力は449PS(330kW)に達する。スーパーチャージャーも改良し、最大加給圧が従来の0.4barから1.5barに向上。

最大トルクは560N・m(約10秒間のオーバーブースト時 600N・m)となった。ISGにも改良を加え、最大出力 23PS(17kW)、最大トルク205N・mのブーストを可能としている。エアコンディショナーやウォーターポンプを電動化したことにより、エンジン前部のベルト駆動装置が不要となりコンパクト化にも成功した。

駆動システムは同社開発の四輪駆動システム「AMG 4MATIC+」。前後トルク配分を「前50:後50~前0:後100」の範囲で可変させ、パワーを最適化する。トランスミッションはAMG SPEEDSHIFT TCT 9G。ステアリングホイールの左右裏側にはパドルシフトを配し、手動でのシフト操作に対応するほか、各種メニュー操作が可能なAMGドライブコントロールスイッチを搭載する。

AMG RIDE CONTROL サスペンションは、スポーティなスプリング/ダンパー設定とアダプティブダンピングを備え、優れたハンドリングと高い快適性を実現。四輪それぞれのダンパーの伸び側と縮み側に独立したバルブを設け、走行状況や路面状況に合わせてダンパーレスポンスがすばやく正確に変化する。

最大ステアリングアングルは2.5度で、100km/h以下の速度では後輪が前輪と逆位相に旋回。ホイールベースの短縮化と同じ効果が得られるという。これにより最小回転半径が5.9mとなり取り回しやすくなっている。100km/h以上の速度では、後輪が前輪と同位相に最大0.7度まで旋回。こちらはホイールベースの延長化と同じ効果が得られ、コーナリングの安定性が高まる。
○第3世代MBUXなどの最新テクノロジーを採用

「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」は、日々行う操作を簡略化するルーティン機能や、ユーザーの習慣や状況に応じて各種情報を予測的に表示するゼロレイヤーなどを搭載。学習能力や使い勝手を高めた第3世代のものを採用した。

AMGダイナミックセレクトは、エンジン、トランスミッション、サスペンション、ステアリングのレスポンスなどをモード別に選択できる機能。「Slippery(滑りやすい)」、「Comfort」、「Sport」、「Sport+」 、「Individual」といったモードを備え、好みに応じた走りを楽しめる。

オプションとしてダイナミックパッケージを用意。AMG レッドブレーキ・キャリパーや、AMG カーボンファイバーインテリアトリムが含まれ、AMGダイナミックセレクトに「DRIFT」モード、「RACE」モードを追加できるようになる。また、エンジンマウントの固さを状況に応じて調整できるAMG ダイナミックエンジンマウントを含み、荒れた路面でエンジンの振動がシャーシに伝わるのを抑え、快適な乗り心地が得られる。スポーツ走行時はマウント部を固め、エンジンの振動を抑制してダイレクトなステアリングレスポンスなどが得られる。
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