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Google Workspaceの複数のアプリでGeminiサイドパネルが利用可能に

マイナビニュース / 2024年6月28日 8時5分

画像提供:マイナビニュース

Googleはこのほど、Google Workspace Updates: Gemini in the side panel of Google Docs, Google Sheets, Google Slides, and Google Drive is rolling out now」において、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleスライド、Googleドライブで、生成AIのGeminiを統合したサイドパネルが利用可能になったことをアナウンスした。サイドパネルでは、Geminiがメールやドキュメントなどから収集したデータの分析機能を活用して、コンテンツの要約や分析、文章の生成などを行える。
○多彩なAIサポートが利用可能

GoogleドキュメントのGeminiサイドパネルでは、コンテンツの生成や改善、情報の要約、他のファイルを基にしたドキュメントの生成などを行える。

GoogleスプレッドシートのGeminiサイドパネルでは、表の作成や数式の生成といったデータの追跡と整理に便利な機能が提供されるほか、特定のタスクを実行する方法を質問することができる。

GoogleスライドのGeminiサイドパネルでは、プロンプトへの指定に基づいた新しいスライドの生成や、スライドで利用できるカスタム画像の生成、プレゼンテーションの要約などが行える。

GoogleドライブのGeminiサイドパネルでは、1つまたは複数のドキュメントの要約や、多数のドキュメントからのトピックの掘り下げ、プロジェクトに関する事実関係の確認などといったタスクがサポートされる。

GoogleはGmailでもGeminiサイドパネルを利用可能にしている。Gmailのサイドパネルでは、メールのスレッドの要約や、下書きの作成、メールへの返信の提案などが可能となっている。
○Google One AIプレミアムでも利用可能

Geminiサイドパネルは、Google WorkspaceまたはGemini Oneの次のプランに加入するユーザーが利用できる。

Gemini BusinessおよびGemini Enterpriseアドオン
Gemini EducationおよびGemini Education Premiumアドオン
Google One AIプレミアム

即時リリースドメインでは2024年6月24日から完全に展開され、計画的リリースドメインでは2024年7月8日から段階的に展開されるとのこと。計画的リリースドメインでは、全ユーザーが利用可能になるまでに最大で15日間かかる可能性がある。
(杉山貴章)

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