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家賃2万5000円の四畳半で夢を追う若者たち…多部未華子が共感した「ある種の“犠牲”」を払う覚悟

マイナビニュース / 2024年6月29日 18時0分

自身が接してきた劇団出身の俳優からは、昔の型破りなエピソードを聞くことも多いだけに、「今の時代は違うかもしれないですけど、金子さんの堅実ぶりが逆に心配になったりもします。もしかしたら、竹迫さんと性格が逆だったら上手くいくのかな…」とも想像。

前編では、正月に実家へ帰省する竹迫にも密着しており、芸人として泣かず飛ばずの息子と厳格な父の会話には、何とも言えない重苦しい空気が流れるが、「自分が親になったのもあって、こういうシーンは親目線で見てしまいますね。むしろ竹迫さんのご両親を心配してしまいます」と同情した。

●何も言わずに仕事を全部断ることになった心境

性格は違えど、退路を断って夢を追うという点では共通する2人。ナレーションでは「人にはそれぞれ、何を犠牲にしてでもたどり着きたい場所があるのでしょう」という一節もあるが、この部分での共感はあったのか。

「振り返ってみると、子どもが欲しいと思って何も言わずに仕事を全部断ることになったときは、同じような心境だったかもしれません。たまたまその時期に、一緒にやってみたい方とか、出会ってみたい方々に声をかけていただいたのですが、先のことが見えていない状況だけど、一応断っておこうと判断したのは、キャリアとしてはもしかしたらある種の“犠牲”になったのかもしれない。それでも、とにかく自分の欲しいと思ったことを優先しようという気持ちでした」

そうした経験を経て、今は子育てと仕事を両立する生活だが、「私は不器用な人間なので、両立はほぼできてないです(笑)。壁にぶち当たらないように、“今日はもう手を抜いちゃお!”と開き直って毎日を過ごしています(笑)」と謙そんした。
○新しい環境でも支えてくれる人は必ずいる

番組では、2人がそれぞれ一歩踏み出す姿も描かれる。4月から仕事の環境を変え、新たなスタートを切った多部は「新しい環境になっても、支えてくれる人は必ずいると思うんです。2人にもそういう仲間がいますよね。だから、自分がやりたいと思う意志に歩み寄ってくれる味方を信じることしかないと思いますし、“きっと大丈夫”と思い込むのも大事だと思います」と自身の経験から語る。

その上で、夢を追う2人に向けて、「私はお金を借りる人が信用できないので(笑)、竹迫さんはまずお金を借りないことから始めて、金子さんは自分を信じて頑張ってほしいと思います」とエールを送った。

これが5回目となる『ザ・ノンフィクション』のナレーション。「私はただただ毎週欠かさず見ているファンなので、オファーを頂くと単純にうれしいなと思いますし、光栄なのですが、先に2週分見ちゃったので、週末の楽しみが2週分なくなったことを残念に思います(笑)」と吐露しながら、「それでも放送は見ますけどね」と笑顔を見せた。

●多部未華子1989年生まれ、東京都出身。02年に女優デビュー。05年、映画『HINOKIO』と『青空のゆくえ』で第48回ブルーリボン賞新人賞を受賞。09年には連続テレビ小説『つばさ』のヒロインに抜てきされる。主な出演作として、映画『君に届け』『あやしい彼女』『流浪の月』、ドラマ『これは経費で落ちません!』『私の家政夫ナギサさん』『マイファミリー』『いちばんすきな花』など。8月1日公開の映画『インサイド・ヘッド2』では日本版声優を務める。
(中島優)



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