NTT東日本、中小規模自治体向け地域防災支援システムを提供

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NTT東日本は7月1日、市区町村等の中小規模自治体における災害対応の迅速化・的確化に向け、発災時の情報を一元的に集約して可視化し、各種判断に必要な状況把握と意思決定を支援する総合防災情報システム「地域防災支援システム powered by EYE-BOUSAI」を7月8日より提供開始すると発表した。
○「地域防災支援システム powered by EYE-BOUSAI」の概要

「地域防災支援システム powered by EYE-BOUSAI」は、NTTデータ関西が提供する、総合防災情報システム「EYE-BOUSAI」のSubscription版を採用して、災害対応に必要となる各種機能を中小規模自治体に特化した必要最低限のシンプルな機能に絞り込んだもの。

気象関連情報を自動で収集し、被害情報等をクロノロジーに集約することで必要な情報が一元化されている。

また、ダッシュボードにより俯瞰的に状況を把握することができ、避難発令や避難所開設等の意思決定を支援する。

加えて、本部会議や報道発表等のとりまとめ報告のために、システムに登録された本部設置、被害情報、避難所情報、避難情報等のデータを出力できる。

○ヘルプデスク機能により手厚く支援

操作に関するお問い合わせや故障受付などに対応するヘルプデスク機能や、習熟・操作支援などの運用サポート機能をあわせて提供することで、リソースに限りのある中小規模の自治体を支援する。

防災訓練・図上訓練等におけるシステム操作支援は、ユーザーが準備するシナリオ、もしくは実運用ベースの同社提供シナリオから選択可能。