ソニー「mocopi」がPC利用可能に、スマホ+Winアプリでモーションキャプチャ

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ソニーは、小型のモバイルモーションキャプチャー「mocopi」(モコピ)をWindows PCで使うためのアプリを、Microsoft Storeで6月13日に無料公開した。フル機能を使うには月額料金550円が必要。

mocopi(直販49,500円)は、6つの小型軽量センサーとスマートフォン用アプリを組み合わせるだけで、場所を選ばず自分の全身の動きを手軽にデータ化できるデバイス。

新たに提供開始したPCアプリでは、スマホ用アプリ「mocopi link」(モコピリンク)に備わっている機能をPCの画面でも使え、モーションキャプチャーやファイル(モーション生成データ)の保存、プレビュー、送信といった一連の作業をPC上で完結できる。

従来のスマホからPCへのファイル移行の手間がかからず、外部のライブ配信ソフトを使えば、mocopiのPCアプリ画面をそのまま配信できるようになった。センサーのキャリブレーションもPC上で行え、他社製のデスクトップ向け制作ソフトと連携して使うときにワークフローを中断することなく、作業を継続できるとする。今後も、さまざまな拡張機能をアップデートで追加予定。

なお、mocopi PCアプリを使う前にはあらかじめmocopi linkに接続しておき、モバイルアプリを介してmocopiをPCに接続する必要がある。mocopi linkアプリとmocopi PCアプリの接続方法は、USBまたは無線LANが選べ、USB接続する場合はAOA(Android Open Accessory)モード対応のAndroid スマートフォンが必要。ソニーでは「制作環境のニーズに合わせたモーションキャプチャーシステムのセットアップが行える」としている。
（庄司亮一）