フラッグシップキラー「POCO F6 Pro」の実力をチェック、コスパ最強は本当か
マイナビニュース / 2024年7月1日 21時59分
シャオミの「POCO F6 Pro」は、ハイエンドモデルに迫る性能を備えつつ7万円を切る価格で、注目を集めているスマートフォン。「POCO」はオンライン販売のみで展開されている、シャオミのサブブランドで、日本では約2年ぶりの新製品です。
グローバルではエントリーやミドルレンジなど幅広いラインナップを展開していて、Fシリーズはその中でも最上位のモデル。シャオミによれば、性能に対するコストパフォーマンスの高さから、「フラッグシップキラー」というキャッチフレーズもあるそうです。実際のところはどうなのか、チェックしました。
約2年前に発売された「POCO F4 GT」は、ゲーム用の操作ボタンを搭載するなど、まさにゲーミングスマホといった製品でしたが、「POCO F6 Pro」は落ち着いたデザインで、ゲームファンのみならず、より広いターゲットに向けたスマホという印象を受けます。
ディスプレイは約6.67インチ。WQHD+(3,200×1,440ドット)の有機ELを採用し、120Hzまでのリフレッシュレートをサポートしています。サイズはH160.86×W74.95×D8.41mm、重さは209g。画面サイズ相応に大きく重さもそこそこありますが、周囲のベゼルが狭いので、実際に手にしてみると意外にもコンパクトに感じられます。
月面をイメージしたという背面の模様は好みの分かれるところかもしれませんが、指紋が付かないしっとりすべすべの質感に加えて、ガラスの縁がラウンド状になっていて握りやすいなど、触り心地/持ち心地は良好です。背面にはカメラが4つあるように見えますが、ひとつはLEDライト。カメラの周囲が四角いガラスパネルで、一段高くデザインされているのも本機の特徴になっています。
SoCは、昨年の各社のフラッグシップモデルで採用されていた、クアルコムの「Snapdragon 8 Gen 2」。AI処理性能に優れたSoCです。メモリーは12GBで、ストレージは256GBと512GBから選択可能。さらにストレージの一部を仮想メモリーとして使用できる機能も備わっています。
OSはAndroid14ベースのXiaomi HyperOS。大画面を活かしたマルチタスク機能が充実していて、処理性能の高いSoCのおかげで、複数のアプリを重ねて表示できるフローティングウィンドウもサクサク動作します。またゲームプレイ時には、パフォーマンスを向上する「ゲームターボ」も利用できます。
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