2026卒の就活生、外資系やメガベンチャーより「日系企業」を志望 - その理由も明かされる

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ワンキャリアは6月28日、「2026年卒 就活実態調査」の結果を発表した。同調査は5月31日～6月5日、2026年卒の大学生586人を対象に、インターネットで実施した。

就職活動の情報収集(インターン募集情報・自己分析など)の開始時期について尋ねたところ、「2024年3月以前」(42.9%)が最も多かった。「2024年4月」という回答が全体の40.1%で、3年生の4月までに開始している学生が8割以上であることがわかった。

就活をいつごろまでに終了したいか聞くと、最も多い回答は「2025年1月～3月(3年生)」(31.6%)で、「2025年4月(4年生)」(22.4%)が続いた。「2024年9月以前」「2024年10～12月」「2025年1～3月」という回答が39.6%で、早期選考で内定獲得して終えたい人が4割を占めている。

志望職種を決める際に重視することを尋ねると、「興味がわく仕事内容・興味がある課題を解決していること」(40.8%)が最も多く、2位は「自分の能力・専門知識を活かせること」(28.2%)、3位は「将来性・成長性があること」(15.2%)だった。「平均年収が高い職種」(9.9%)は4位だった。

受けている・受けようとしている企業群のなかで最も志望度の高い企業群は、「外資系」「メガベンチャー」に大きく差をつけて、「日系大手企業」(74.6%)が1位だった。

日系大手企業を受けたい理由は「福利厚生が充実しているから」(45.8%)が最も多く、次いで「会社やサービス・商品に知名度があるから」(26.1%)が挙げられている。

また、志望企業を決める際に最も重視することは、「ワークライフバランスが確保できる」(16.0%)が最も多く、以下、「なりたい職種であること」(10.1%)、「自分の成長」(9.9%)、「企業内の雰囲気の良さ」(9.9%)と続いている。
（フォルサ）