分散型のリアルタイム共同作業Webアプリケーションを構築する「Fluid Framework 2」

マイナビニュース / 2024年7月2日 9時45分

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Microsoftは現地時間2024年6月25日、Fluid Framework 2のリリースを公式ブログで報告した。Fluid Frameworkは、JavaScriptまたはTypeScriptなどを使用して分散型のリアルタイム共同作業Webアプリケーションを構築するためのライブラリー。主に複数のクライアントが共同編集する際に用いられる。

バージョン2ではクライアント間で階層データの同期を維持するために設計されたSharedTree DDS(Distributed Data Structure)や、Microsoft 365テナントのSharePoint内でFluidコラボレーションデータを保持する新たなリレーおよびストレージソリューションとなるSharePoint Embedded、開発者がFluidアプリケーションを作成およびデバッグする際に役立つブラウザー拡張機能のFluid DevTools、選択した分析ツールにファネルして、付属のAzure App Insightsコネクター経由でデータの視覚化と分析を行うテレメトリイベント用パッケージのApp Insightsをサポートした。

ドキュメントやガイドは公式サイト、サンプルソースコードや意見の交換はGitHub経由で行える。
（阿久津良和）