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パナソニックHD、国内最大級の日本語LLMを開発‐パラメータ数は1000億

マイナビニュース / 2024年7月2日 12時15分

これらの課題に対し、自社固有のデータを学習させた自社LLMの開発に取り組む企業も増えている。また、日本語に特化したLLMを開発する企業も少なくない。サイバーエージェントは2023年5月に最大68億パラメータの日本語LLMを一般公開した。ソフトバンクもLLMの開発を進めており、24年度内に3900億パラメータのモデルが完成する見通し。日本語特化型でパラメータ数が1兆にのぼる高性能モデルの開発も視野に入れている。

パナソニックHDは、今後の展開として、「Panasonic-LLM-100b」の性能を劣化させずに小型化・高速化して、適用範囲を拡大していくことも目指す。「機器リソースが潤沢ではないエッジやオンプレミス領域にも生成AIの活用を拡大させ、幅広い事業のプロがAIを使いこなせるようにする」(久津見氏)という。

また、テキストだけでなく画像や動画、音声なども処理できるマルチモーダル化を進めることで、テキスト以外のセンサーを活用する領域への展開も進める。「Panasonic-LLM-100b」のモーダル拡張でさまざまなセンサーに対応できるようにすることで、パナソニックHDおよび各事業会社におけるAI開発・社会実装を加速していく考えだ。
(早川竜太)



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