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高木豊、2軍降格の坂本勇人に伝えたいこと「もう解放してあげたらいい、気持ちを」

マイナビニュース / 2024年7月2日 19時30分

画像提供:マイナビニュース

元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が6月27日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【涙の訴え】巨人坂本勇人選手が17年ぶりの二軍降格『彼に今必要なのは…』高木豊から巨人ファンの皆様のお願いしたいことがあります。【プロ野球】」に出演。巨人・坂本勇人の2軍降格に感じたことを述べた。

○2軍降格の坂本勇人に助言

今季は6月27日終了時点で61試合に出場し、打率.234、4本塁打、18打点という成績だった坂本。出場選手登録を同月26日に抹消されることになったが、二軍落ちは今季初で、故障・体調不良以外では入団1年目の2007年以来、17年ぶりだ。

そんな坂本の2軍調整について、高木氏は「泣きそうだけどね」としんみり語りつつ、「18歳から入って、2年目ぐらいからレギュラーで、ショートで出続けて、身体も相当痛んでるよ。それと何よりも心がいっぱいになってると思う」と指摘。「心も疲れるんだよ。毎年リフレッシュってオフ期間を過ごして、キャンプからオープン戦に向かうけど、同じような工程が18年続いてるよね。その中で一線でやってきた、成績もあげてきた、タイトルも取ってきた……やっぱりね、疲れるよ、心が」と推察した。

さらに、その乗り越え方についても「これはね、自分のためにはできない。人のためにしかできない」「自分のために働くのはもうめいいっぱいだと思う」とも語った高木氏。そのうえで、「今まで規制の中でずっとやってきた。ジャイアンツというチームで。もう解放してあげたらいい、気持ちを。『お前、自由でいいよ。楽しんでいいよ』『お前は坂本勇人の野球を演じろ』と。それだけでいいと思う」「でも、なかなかそれが難しいのであれば、誰かのためにやったほうが力は出しやすいな」と持論を述べていた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。

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