1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

眞栄田郷敦&高橋文哉、役作りのために慣れ合いは皆無 『ブルーピリオド』撮影現場レポ

マイナビニュース / 2024年7月3日 12時0分

画像提供:マイナビニュース

俳優の眞栄田郷敦が主演を務める、映画『ブルーピリオド』(8月9日公開)の撮影現場レポートが3日、公開された。

同作は山口つばさ氏による人気漫画の実写化作。からっぽだった高校生・矢口八虎(眞栄田郷敦)が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に本気で挑み、国内最難関の美術大学を目指して奮闘していく物語。美術の経験も才能もない素人が天才的な画力を持つライバル達や、答えのないアートという壁に苦悩しながらも、情熱だけを武器に圧倒的努力で困難を乗り越えていく。好きなことに出会えた高揚感、その先に訪れる葛藤をもリアルに描いている。
○■映画『ブルーピリオド』、美術室シーンの撮影現場レポートが到着

今回公開されたのは、美術室シーンの撮影現場レポート。2023年6月下旬に、八虎(眞栄田)、“ユカちゃん”鮎川龍二(高橋文哉)、佐伯昌子(薬師丸ひろ子)が美術室で正対するシーンの撮影が都内の廃校を利用して行われた。

授業で描くことになった1枚の絵をきっかけに絵を描くことの楽しさに目覚めた八虎は、倍率200倍ともいわれる最難関の国公立・東京藝術大学の存在を知る。同シーンは八虎が藝大を第一志望として、美大受験に挑戦することを決意する物語が大きく動く起点となる重要な場面だ。

「単なるコスプレにはしたくない」という製作陣の強い思いから念入りな衣装合わせを経て生まれた八虎の制服姿のビジュアルは実在感たっぷりの仕上がりに。脱色したかのような髪色のヘアスタイルはウィッグとは思えぬ見た目と質感が表現されている。

八虎の目の前に佇むのは、美術部顧問・佐伯昌子役の薬師丸。モニターを覗く萩原健太郎監督も思わず「ずっとこうだったかのように自然……」と唸るほど、ナチュラルなオーラを放っている。一方、眞栄田は八虎の心の揺れ動きを動作でも表すべく、ズボンのポケットに手を入れたり、セリフのどの時点で薬師丸に近づくのがベストなのかを探ったりと、萩原監督と入念なディスカッションを重ねて撮影本番に臨んだ。

真剣な眼差しの寄りのショットを撮り終えた眞栄田が、モニターで確認する萩原監督に「僕、芸大目指しそうですか?」と聞くと「うん、受かりそう」と満面の笑みで萩原監督が答えるなど、緊張感ある撮影の中にも和気あいあいとした雰囲気が垣間見えた。

そんな二人を見守りつつ、美術室で自身の導線と入りのタイミングを確認しているのはユカちゃん役の高橋。高橋は龍二の中性的な魅力を表すために約8キロの減量に挑戦しており、学ランとセーラー服をジョイントしたかのような個性的な制服は、原作のデザインを参考に高橋の体形にフィットする形で縫製されたという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください