最高峰クレジットカード「ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード」を初公開! 999枚限定、究極の"おもてなし"とは?

ロイヤルプレミアムカード会員には黒いプラスチックカードとメタルカードがいずれも発行される。メタルカードはシリアルナンバーが刻印された特別仕様だ。

会員限定のイベントとして、フランス大使館でのディナーイベント、ラグジュアリーブランドショップを貸し切って買い物やフォトセッションを楽しむVIPイベント、東京競馬場来賓用特別室での馬主体験などが行われてきた。ドン ペリニヨンの最高醸造責任者を務めたリシャール・ジョフロワ氏が手がけた富山県の日本酒「IWA」の楽しみ方を本人から直接聞けるペアリングディナーもシークレットイベントとして開催されたという。

会員には旅行やグルメ好きが多く、各地のラグジュアリーホテルで使えるホテルクレジットを年1回プレゼントするサービス、予約困難店やミシュラン掲載店など世界から称賛されるダイニングに招待するスペシャルオファーも好評だとか。ダイナースクラブ銀座プレミアムラウンジ・大阪梅田プレミアムラウンジはもちろん、商業施設が上顧客にだけ開放しているラウンジも10カ所以上利用することができる。
○専任コンシェルジュってどんな人?

会員は専任コンシェルジュサービスをいつでも利用できる。担当するコンシェルジュに会員へのおもてなしについて聞いた。

「お客様一人ひとりのことを考え、どうしたらその方に喜んでいただけるか、ご満足いただけるのかを考えています。『この方には必要な情報のみ簡潔に』『この方は丁寧に手厚くご案内した方が喜ばれる』など伝え方も工夫しております」

「お客様のことを想像することで喜ばれるサービスができると考えていますが、自分も多くの経験をしていないと想像力に限界がありますので、自分自身の経験に投資しています。さらに、お客様のことを家族のように思いつつ、でも一線を超えないように、親切の押し付けにならないように心がけています」

適度な距離感をもちつつも最大限相手のことを考え、心地よいキャッチボールとなることを心がけていることが伝わった。その心がけの成果か、「『あなたがいる限り、ロイヤルプレミアムカードを持ち続けます』とおっしゃっていただいたくこともあります」とのこと。質の高いサービスにより信頼を獲得していることが伺える。

コンシェルジュが対応できる要望は多岐にわたり、「コンタクトレンズが最も安く購入できる店はどこか」といった日常的なことから、「こんな電化製品は世の中に存在しているか」といった調べもの、さらに「予約がとれないレストランの予約」「世界一周旅行」など。現在の会員は数百名だそう。

自ら希望しても入会することはできず、ダイナースクラブカード会員の中でもどのような人が招待されるかも秘密のベールに包まれたロイヤルプレミアムカード。999名限定とあって自分が保有することはおろか、持っている人に出会うことも困難だが、保有した自分を想像するだけでワクワクするカードだ。

松本果歩 まつもとかほ 恋愛・就職・食レポ記事を数多く執筆し、社長インタビューから芸能取材までジャンル問わず興味の赴くままに執筆するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり、店長を務めた経験あり。Twitter: @KA_HO_MA この著者の記事一覧はこちら
（松本果歩）