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「SPACETIDE 2024」が7月8日に開幕 - 今年のテーマは“APACから世界へ”

マイナビニュース / 2024年7月3日 18時4分

画像提供:マイナビニュース

7月8日から10日までの3日間、虎ノ門ヒルズフォーラムでは日本発の国際宇宙ビジネスカンファレンス「SPACETIDE 2024」が開催される。今回が9回目の開催となる同イベントは、アジア太平洋地域(APAC)をはじめとする世界各国から宇宙産業に携わる人々が集結する“宇宙ビジネスの最前線”の場。宇宙航空研究開発機構(JAXA)を退職し宇宙ビジネス企業へと活躍の場を移した若田光一氏が登壇するなど、今年も注目のセッションが目白押しだ。

その開催に先んじて、SPACETIDEは同カンファレンスに関するメディア向け事前説明会を開催。代表理事兼CEOの石田真康氏らが登壇し、開催の概要や参加者数の見通しなどを語った。
○9回目の今年は「APACから世界へ」がテーマ

世界各国で宇宙利用に対する関心が高まっており、宇宙機関を有する国が年々増加するとともに、宇宙関連企業の数も増え続けている。また近年では、宇宙をメインのビジネス領域とする企業だけでなく、さまざまな業種の企業が宇宙業界へと参入する動きも活発化している。

SPACETIDEは、急速な成長を続ける宇宙ビジネスのニュートラルハブとなることを目指して始動し、2015年には最初のカンファレンスを開催。以来、毎年のように開催を続け、今回のSPACETIDE 2024が9回目の開催となる。

今年のテーマは「APACから世界へ:多様なコミュニティが紡ぐ宇宙ビジネス」。JAXAの小型月着陸実証機「SLIM」による月面高精度着陸成功をはじめ、さまざまな宇宙関連のニュースが相次いだ日本をを舞台として、宇宙ビジネスの成長期を迎えているAPACから世界へと飛び出すための新たな潮流づくりを目指すとする。また今回は、初めてテーマの中にAPACや世界などの地政学的な表現を使用したとのこと。その背景には、“グローバルコミュニティとリージョナルコミュニティの融合”をSPACETIDEとして重視していることがあるとした。

○若田宇宙飛行士など世界中から160名のキーパーソンが登壇

今回のSPACETIDEでは、30以上の国・地域から集まった160名のキーパーソンが登壇するさまざまなセッションが予定されている。なおセッション会場は2か所(TRACK A・B)用意されており、TRACK Aではグローバル視点での宇宙産業の在り方を、一方のTRACK BではAPACや日本などよりリージョナルな内容を中心に講演が展開される。

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