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子供にスマホを持たせる時期、中学入学時が最多 - MMD研究所調査

マイナビニュース / 2024年7月5日 15時18分

画像提供:マイナビニュース

MMD研究所は7月4日、高校生までの子供を持つ保護者6,000人を対象として2024年6月に実施した「子どものスマートフォン利用に関する調査」の結果を公表した。

○スマートフォンを持たせる時期として考えているのは「中学1年生」が最多

調査対象となった6,000人のうち、スマートフォンを持っていない子供が1人でもいるのは3,758人。さらにそのうち、スマートフォンを持たせる時期を具体的に検討している人は1,743人だった。

その1,743人がスマートフォンを持たせる時期として検討しているのは、「中学1年生」が26.4%で最多で、それに次ぐのは「中学卒業後」の13.0%。「小学1年生」という人も8.7%おり、卒業・新入学のタイミングでスマートフォンを持たせるという人が多い。

それ以外のタイミングだと、小学2~6年生は学年が上がるとともに割合が増えていくものの、中学2年生・3年生はともに2.2%。小学生の間は塾や習い事で必要が生じたりしてスマートフォンを持たせる契機があるのに対して、中学入学時にスマートフォンを持たせなかった家庭で中学卒業までの間にスマートフォンを持たせることは少ないようだ。
○子供に持たせるスマートフォンの通信サービス1番人気は「docomo」

子供にスマートフォンを持たせるにあたり、検討しているサービスがあるという人は1,757人。一番人気は「docomo」で、「Y!mobile」「楽天モバイル」と続く。

○家族割引狙いの選択が多いが、楽天モバイルのみ純粋な安さで選ばれている

子供が使うスマートフォンの通信サービスの選択理由が次のグラフ。もっとも多いのは「親が利用している通信サービスと同じにすることでオトクになるから」の35.1%。次いで「通信料金が安いから」の21.5%、「ポイントが貯まるから」の16.8%と続く。

この回答を選択したサービス別にみると(上位6サービス)、5サービスが「親が利用している通信サービスと同じにすることでオトクになるから」となっているのに対し、楽天モバイルのみ「通信料金が安いから」となっている。楽天モバイルで通信量を抑えられるというイメージは強いようだ。「docomo」「au」「SoftBank」には、「子ども向けプランがあるから」という回答も一定数ある。

○ネット依存症/スマホ依存症やコミュニケーショントラブルへの心配も大きい

子供にスマートフォンを持たせることを検討している2,877人を対象として、子供にスマートフォンを持たせる際の懸念点を複数回答で聞いた結果が次のグラフ。「ネット依存症/スマホ依存症」50.9%、「いじめなどコミュニケーショントラブル」44.5%、「睡眠不足や生活リズムの乱れ」36.7%が上位となっている。

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