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世界の名作SF・ミステリをコミカライズ、新コミックサイト「ハヤコミ」がスタート

マイナビニュース / 2024年7月8日 13時43分

画像提供:マイナビニュース

創業79周年の早川書房が、7月23日にコミックサイト「ハヤコミ」 をオープンする。

「ハヤコミ」 では、世界でもっとも読まれたミステリ『そして誰もいなくなった』、二度も映画化されたSF小説の金字塔『ソラリス』、本屋大賞受賞の『同志少女よ、敵を撃て』のコミカライズなどを連載する。もちろんオリジナルコミックも続々発表予定。さらにこれらのコミックを海外にも展開。

『そして誰もいなくなった』(アガサ・クリスティー/原作 二階堂彩/漫画)は、「ミステリの女王」の名で知られるイギリスを代表する作家クリスティー。全世界で1億人以上を驚愕と戦慄の渦に巻き込み、日本でも海外ミステリ・オールタイム・ベスト1位に選ばれた大傑作が、ついに完全コミカライズ。1939年の発表から数多くのミステリ、映画、コミックに影響を与え続けてきたデスゲーム・ストーリーが、新たなコミックとして生まれ変わる。

『ソラリス』(スタニスワフ・レム/原作 森泉岳土/マンガ)はポーランドに生まれ、20世紀における最高のSF作家の一人となったレムの代表作『ソラリス』。世界的ベストセラーであり、日本でもS‐Fマガジンにて「オールタイム・ベストSF」1位に選出された。思弁的かつ深遠なこの作品を、唯一無二の筆致と世界観で知られる森泉氏が美しく詩情豊かに描き上げる。

『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬/原作 鎌谷悠希/漫画 速水螺旋人/監修)は、2022年本屋大賞受賞作・2022年高校生直木賞受賞作・2022年〈いちばん売れた小説〉が待望のコミック化。『少年ノート』『しまなみ誰そ彼』の鎌谷氏がコミカライズしている。

その他にも、アガサ・クリスティーの名探偵ポアロ・シリーズ、『転生令嬢と数奇な人生を』(かみはら/原作 しろ46/漫画)、キアヌ・リーブス原作コミック『BRZRKR』、そしてカズオ・イシグロの作品などをアップしてゆく予定だ。

ローンチ時には再編集をしたアイザック・アシモフ原作〈銀河帝国興亡史〉シリーズ(久間月慧太郎  作画)や宮崎夏次系氏の作品を一挙掲載。さらに高橋葉介氏の作品などの一挙掲載も控えている。
(岡渚)

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