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AIでオフィスの空調を管理する内田洋行の「SmartBuildingIntegration」‐オルガテック東京2024

マイナビニュース / 2024年7月5日 17時22分

加えて、同ソリューションを活用することで、従来、現地の管理室でしか行うことができなかったビルの管理を遠隔から行うことが可能となることも特徴。複数のビルをまとめて管理することで検針などの管理業務の効率化を実現するという。
社員の居場所と利用状況を管理する「SmartOfficeNavigator」

内田洋行のICTを活用したソリューションはSmartBuildingIntegrationだけではない。

同展示内で紹介されていたオフィスワークナビゲーションシステム「SmartOfficeNavigator」は、オフィスで発生するデータやグループウェア上のデータ統合して、リアル空間でよりワーカーがオフィス空間を快適に便利に利用するための製品だ。

オフィス内に設置されるマップから、会議室やブースなどの設備の利用状況・執務エリアの混雑状況を視覚的に確認でき、タッチ操作で利用したい設備やエリアを探し予約することができる。

具体的には、BEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム:ビル内で使用する電力の使用量などを計測し、可視化を図るとともに、空調や照明設備などを制御するエネルギー管理システム)などから取得した各オフィスフロアでのエネルギーの使用状況や会議室、執務エリアの利用状況を鑑みて、省エネのために他フロアへの移動を促すサインを出し、省エネに向けたワーカーの行動を促すという。

このSmartOfficeNavigatorには、さまざまな機能が搭載されており、「利用状況分析マップ」という機能では、マップ上にオフィス内で発生するヒト・モノ・場所のデータを統合しプロットすることで、管理者がオフィス内の機能をイメージしながらデータを用いたオフィスにおける課題を考察することができるようになる。

この利用状況分析マップの機能は、すでにオリンパスのグローバル本社でも採用されており、オフィス空間での人の居場所や多様な設備・機器の検索・予約をSmartOfficeNavigatorで統合管理しているという。

また「社員居場所検索」という機能は、オフィス空間が多様化し、社員が自由に働きたい場所で働けるようになったことの裏返しに、人とコミュニケーションを取りたい時に、どこに行けばその人と会えるのか分からなかったり、探すのに時間がかかったりすることがあるということや、社員が多様化するオフィス空間でどう働いているのか、利用状況を把握する必要が出てきたことを背景に開発されたもの。

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