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内村航平、20年ぶり“見る五輪” 「涙は100%ない」と断言も「予期せぬ感情が出てきたら…」

マイナビニュース / 2024年7月6日 13時0分

また内村は、初出場選手に「夢の舞台をしっかり楽しんでほしい」とアドバイスを送ると「五輪という異様な空気感のなかで『楽しめる』という変態的な精神状態が僕にはあったので、メダルを獲れたんだと思う。人を超えないといけない舞台」と結果を残すためには、プレッシャーを“楽しめる”ことが大きなポイントだという。

五輪の特別さを「4年に1度、同じ場所に集まる世界運動会みたいな感じ。初めて行くと夢の国のように感じ、何をしに来たのか分からなくなるぐらい呆気にとられる」と語ると「そのなかで、いかに地に足をつけて、これまでやってきたことを実行できるか。それがメダルを獲れるか、獲れないかの差になる」と持論を展開する。

○アスリートナビゲーターとしての五輪は「新鮮」

「男子は金か銀」と語った内村。内村自身も常に金メダルを期待される立場で五輪を戦ったが、メダルを望む声には「ただの言葉としてしか受け取らないようにしていました。真に受けてプレッシャーになってしまうと嫌なので、極力そういう言葉は流す」と笑うと「もちろん金メダルは獲りたいですが、執着しないというか、やるべきことをやる。そこに集中できれば、自分の実力なら金メダルは獲れると言い聞かせていました」と極意を語っていた。

周囲の声には影響されないという。それは五輪中も一緒。「報道も見ませんし、ほかの選手がいても基本的に目に入らない。自分のやるべきことだけをやりに来たという感じ」と開催中の過ごし方を明かすと「開会式にも出ませんし、試合が終わればすぐに選手村に帰るだけ」という日々だったという。

だからこそ、アスリートナビゲーターとして参加する今年の五輪は「新鮮なんです」と語る。「まず五輪ってどうなっているんだろうというところからなので」と笑うと「出場していると、試合が盛り上がっているのか、いないのかもわからない。『こうやって五輪ってできているんだ』と理解できれば、より伝える言葉にも真実味が出てくると思う」と述べる。

もしかしたら想像もし得ないような感情、例えば他の選手の活躍にガッツポーズや、涙を流したり――そんなことになるのかも? と問うと「涙は100%ないですね。自分が金メダル獲ったときでも泣かなかったから(笑)。僕はめちゃめちゃ冷静だし、(気持ちは)一定だし。でも予期せぬ感情が出てきたら『五輪ってすごい』と思うかもしれませんね」と話していた。
(磯部正和)



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