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新人ITエンジニアが内定期間中にやるべき学習は「IT用語や仕組みなどの基礎知識」

マイナビニュース / 2024年7月9日 17時32分

画像提供:マイナビニュース

SEプラスは7月8日、新人研修期間のITエンジニア121人に実施した「ITエンジニアの内定期間学習」に関する調査結果を公表した。新人ITエンジニアの77%が「内定期間中の学習やっておくべき」とし、その内容は「IT用語や仕組みなどの基礎知識」が1位であった。

○内定期間中に「学習しておくべき」約8割

新人研修期間のITエンジニアに内定期間中の学習について尋ねたところ、76.9%と8割近くが「やっておくべき」と回答した。

その理由としては、「基礎知識があることで理解がしやすくなる」「余裕をもって進められる」といった理由が多かった。逆に、内定期間の学習を「やる必要はない」と回答した理由としては、「自主学習では限界がある」「給料が発生しない」といった理由が挙がった。

新人研修のカリキュラムの難易度について、未経験者と「微経験者」を比較したところ、未経験者では「ついていくのにとても苦労した」が27.6%、「ついていくのに苦労した」が46.6%(合計74.2%)であったのに対し、微経験者では「ついていくのにとても苦労した」が13.6%、「ついていくのに苦労した」が36.4%(合計50%)で、未経験者は微経験者の約1.5倍カリキュラムについていくのに苦労を感じていた。

特に「とても苦労した」と回答した割合は未経験者が微経験者の2倍以上で、入社前に少しでも学習をしておくと研修が理解しやすくなることがわかった。

内定期間中に学習すべき内容について尋ねたところ、「IT用語や仕組みなどの基礎知識」と約9割(87.5%)、次いで2位がプログラミング(フロントエンド)、3位はプログラミング(バックエンド)、4位はビジネスマナーであった。

理由として、基礎知識があることで理解しやすくなるという意見が多く見られたため、「IT用語や仕組みなどの基礎知識」が1位となったと考えられるという。

望ましい学習方法として「eラーニングなど、オンラインで学べるもの」が64.4%で1位となり、続いて書籍、IT資格、研修の順になった。オンライン学習や書籍学習など、個人のペースで自由な時間に進めやすい方法が人気だという。

今回の調査では、8割近くの新人エンジニアが、内定期間中に基礎知識を学ぶことが研修の理解を深めると感じていた。未経験者と微経験者では研修の難易度に対する感じ方に差があり、理系以外のITエンジニア採用が増加する中、内定期間にITに触れる機会を作ることが効果的とされている。各社は内定期間中のIT学習の内容とレベルを検討することが重要だと、SEプラスは指摘している。
(早川厚志)

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