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新青森―東京間の引越家財や鮮魚輸送で新幹線による高速輸送サービスの事業化検証

マイナビニュース / 2024年7月9日 15時25分

画像提供:マイナビニュース

東日本旅客鉄道(以下略、JR東日本)とジェイアール東日本物流(以下略、JR東日本物流)は7月8日、新幹線荷物輸送サービス「はこビュン」での多量荷物輸送サービスの事業化に向けで、引越家財、鮮魚などを対象にパートナー企業との連携や業務オペレーションの確認等を行う業務化検証を東北新幹線 臨時列車「はやぶさ 12号」で実施することを発表した。
○「はこビュン」で引越家財や青森産鮮魚の高速輸送サービスの事業化検証

「はこビュン」は、トラックドライバー時間外労働規制強化による輸送力低下問題「物流2024年問題」や「CO2排出量削減」問題などへの対策として進められている新幹線による高速輸送サービスでこれまで4回、社会実装のためのトライアルが行われている。今回大量輸送とそのオペレーション確認のため引越家財、鮮魚などを対象にパートナー企業「サカイ引越センター」、小売業「KASUMI」、企業組合「青森県漁業協同組合連合会(以下略、青森県漁連)」等と協力して事業化検証を行う。

事業化検証は、東北新幹線 臨時列車「はやぶさ12号(E5系10両編成)」を活用し、2024年7月12日と19日、9月6日、13日、20日の新青森駅―東京駅間で実施される。荷物輸送に1-2号車を活用、最大300箱程度を輸送する。荷主であるサカイ引越センターや青森県漁連よりトラックで入荷した引越家財、鮮魚などを新青森駅で新幹線に搬入、東京駅で積み下ろし、駅で荷捌きし小売店舗や引越し先へ輸送という流れとなる。両社は、上記日程移行も検証作業を行い2025年度中の事業化を目指す。
(竹中貴一)

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