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どこでもサイエンス 第288回 2024年の宇宙、どうでしょう? (7−12月の宇宙探査・開発編)

マイナビニュース / 2024年7月10日 3時30分

ロケット打ち上げの実績では、あいかわらずイーロン・マスク率いるスペースX社が図抜けています。また、中国も事故がめだつものの、嫦娥6号の月の裏側からの史上初のサンプルリターン成功など、ものすごい勢いで進展していますね。他もずいぶんたくさんのミッションが予定されています。東明的ハイライトをご紹介しますね。
○7月10日 欧州の新型ロケットアリアン6打ち上げ

この記事の方が後になっちゃいそうですが、欧州の新型ロケット、アリアン6の打ち上げが10日未明に予定されてます。静止遷移軌道に最大10トン以上の衛星を打ち上げられるという巨大ロケット。さあ、成功するでしょうか?。間に合わないかもですが、中継のURLはhttps://youtu.be/B0oFpOJaIYcです。今回は一発目ということもあり、超小型衛星9と実験装置5の打ち上げとなっています。
○7月中? オーストラリアのErisロケット打ち上げ

オーストラリアのギルモアスペース社のErisロケットの試験打ち上げがまっています。オーストラリア初の人工衛星ロケットになります。4月12日のリリースでは、発射の許可待ちとされていましたが、そろそろではないかと。
○7~9月 ドリームチェーサー1のデモフライト

シエラ・スペースの、有翼の宇宙輸送機ドリームチェーサー1のデモフライトが予定されております。今年はじめと予定されていたのがずいぶん遅れていますね。

しかし、有翼の宇宙機。スペースシャトル退役後は「いや、翼なんて無意味ですよ、偉い人には……」的な話でしたが、いやいやなかなかやるんですねー。

ということで、2024年後半戦も宇宙を楽しんで参りましょう。

東明六郎 しののめろくろう 科学系キュレーター。 あっちの話題と、こっちの情報をくっつけて、おもしろくする業界の人。天文、宇宙系を主なフィールドとする。天文ニュースがあると、突然忙しくなり、生き生きする。年齢不詳で、アイドルのコンサートにも行くミーハーだが、まさかのあんな科学者とも知り合い。安く買える新書を愛し、一度本や資料を読むと、どこに何が書いてあったか覚えるのが特技。だが、細かい内容はその場で忘れる。 この著者の記事一覧はこちら
(東明六郎)



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